苦労の末に成果を勝ち取ることができる運気にあります。月の前半はさまざまな試練が訪れるかもしれません。ですが、難しいタスクを成し遂げた暁には、“頑張って良かった!”と心から喜べる状況が整うことでしょう。努力は報われます。どうか気持ちを強く持って、困難を乗り越えてください。
仕事面では、突発的な指令に翻弄される可能性あり。しかも、それらの課題はとても難しいもののよう。“なぜ今こんな難題を?”とやりきれない気持ちになる人も、心が折れそうになる人も出てくることでしょう。しかし、これからのひと月は、どんな無茶振りも黙々とこなすが吉。限界の突破は、成長の指標でもあります。ミッションを完遂した際の評価を楽しみに、日々の課題に取り組んでいってください。
恋愛面では、現状維持が一大テーマ。“雨降って、地固まる”時期ゆえ、揉め事が起きても、決して勢いで別れたりしないこと。相思相愛のお相手がいる、というだけでも十分幸せなのだと考えて過ごしてみましょう。フリーの人は、子(ねずみ)と辰(たつ)年のお相手は良縁の可能性大。生涯を共にするパートナーとなる予感。
健康面で注意したいのは、脳神経の疲労からくる不調。
この時期、相性がいいのは、子(ねずみ)と辰(たつ)年の人。
距離を置いたほうがいいのは、寅(とら)と亥(いのしし)年の人。
※台湾の占いは旧暦が基本。旧暦と西暦で干支が変わる人もいますが、ここでは西暦での干支でみられるように占っています。
招き猫の力を借りましょう。台湾でも縁起物として親しまれていて、日本と同様、飲食店や事業所、宝くじ売り場などに置かれています。右手を上げているものは招財、左手は人脈づくりに良いなど諸説ありますが、気に入ったものであれば、色や形は問いません。何らかの経営をしている人は事業所やお店の入口に、お客様と対面するように飾ります。オフィスワークなら、自分のデスクに外側を向くように置いて、たくさんの運と縁を招き入れてください。
吉方位は、南と東。避けたほうがいいのは、北と西。
ラッキーカラーは、黒と白色。避けたほうがいいのは、ピンク色。
多芸多才なオールラウンダー。
好奇心が旺盛で興味関心の幅が広く、琴線に触れるものに出合ったならば、即座にそこへ向かうなど、フットワークも抜群。
少しかじっただけでも、ひと通りの技術や知識を習得してしまう器用さを持ち合わせている点も特徴的です。
ただ、得意分野が多岐に渡るため、ひとつところに留まることをよしとしない側面が。
また、束縛を嫌い、自由気ままに暮らすことを好むため、転職や転居の回数はやや多めかも。
奔放ではあるものの、向上心にあふれ、負けずぎらいな性格ゆえ、自堕落な生活に陥る心配はなさそうです。
人付き合いは良好で、気のおけない友人も多数。
おもてなし上手でもあり、パーティを主催させたなら、本格的な手料理をふるまったり、話題のケータリングを発注するなど、引き出しの多さを発揮し、皆を楽しませることでしょう。
悟明老師(ウーミン ラオシー)
「易屋軒命理」算命師。祖父の代から続く占術家で、一子相伝の奥義を受け継ぐ。占い歴は25年。本サイトでは東洋の占星術「十二太歳宮理論」に基づく干支の運勢を「鳥卦」によって詳細に解説。
台北市饒河街夜市内(饒河街220號の前)での鳥占いは、連日、長蛇の列ができる人気ぶり。生まれ年と質問を伝えると、神鳥が中国タロットのカードをついばみ、先生が解読。探し物が見つかるとのクチコミ多数。
文=堀 由美子
イラスト=さじきまい