
2024年11月、小田原・早川漁港のすぐ近くに「海鮮処 かねざし」がオープン。こちらは、料理歴40年以上の板長が手がける、バラエティ豊かな海鮮丼が自慢のお店。2階の絶景カウンター席からは、港の風景が目の前に広がり、心ときめくランチを楽しめます♪ また、海鮮丼はもちろん、フライやお刺身も充実。海の幸をじっくり楽しみたい方にもぴったりです。
小田原駅から一駅、JR早川駅から徒歩わずか5分の場所に「海鮮処 かねざし」はあります。
昔ながらの素朴なお店が多いエリアで、ひときわ目を引くのがこちらのお店。外観はシックで落ち着いた色使い。女性一人でも、ふらっと立ち寄りやすい和モダンな佇まいです。
建物は2階建て。1階はカウンター席、2階の客席はやらわかな光が差し込む古民家風のしつらえになっています。木のぬくもりが感じられる空間には、箱根のお膝元・小田原らしく、寄木細工で出来た「寄せ木絵」がアクセントに。
テーブルに並ぶのは、寄木細工で出来た特注のお盆。美しい木目の中に、繊細な職人技が光ります。こんな小さなこだわりが、食事の時間をちょっぴり特別にしてくれるのも嬉しいところ。
板長は、割烹ひとすじ40年以上の経験を積んだ、まさに職人の中の職人。自らの目で選んだ魚を丁寧に仕込み、お客様の笑顔を思い浮かべながら調理しているのだとか。
そんな板長が腕をふるう「かねざし」は、2024年11月のオープン以来、確かな腕前が評判を呼び、観光客はもちろん、地元の常連にも愛される人気店に。連日、遠方からたくさんの人が訪れます。
また、お寿司をのせる板や看板は、箱根神社の社外末社「駒形神社」のご神木が使われており、お店の随所に物語が息づいています。
黒い器に盛られたネタは、どれもつややか。一口食べると、それぞれの魚のうま味がふわりと広がります。イクラのぷちぷち、赤エビの濃厚さ、鯛の程よい歯ごたえ、ウニのとろける甘み……。食べ進めるたびに新しい幸せに出会える、そんな1杯。
そして、黄身の醤油漬けがとろりととろけて、味わいをやさしくひとつにまとめてくれます。
店長は、幼い頃から、板長であるお父さんがさばいた魚を食べて育った、金指愛菜さん。接客を中心に、仕込みや盛り付けにも関わり、職人の娘としての腕を発揮しています。
この丼は、まさに甘エビ尽くしの幸せ丼。甘エビのとろける食感と濃厚な甘みが存分に楽しめます。エビ好きさんは、とろける甘さに包まれるひとときを噛み締めて。
マグロ好きなら、「本鮪丼」をぜひ。花咲く赤身は、マグロの希少部位・天身です。とろけるような身は、しっとり上品な味わい。噛みしめるごとに、繊細な味わいがゆっくりと響き、余韻まで楽しめる一品です。
こちらは、赤と金のいくらが主役の海鮮丼。天然鮭のいくらと、希少な黄金いくらを贅沢に盛り合わせています。
黄金いくらはクセがなく、澄んだ旨みとプチプチの食感が心地良い♪ 赤いいくらの濃厚さと合わさって、口の中で絶妙なハーモーニーを奏でます。
丼以外にも、フライやお寿司、お刺身、焼き物など、多彩なラインナップにワクワク。
なかでもおすすめは、「レアサーモンのいくら添え」。サクッと揚がった衣の中には、しっとりレア状態のサーモンが。仕上げに、いくらの醤油漬けが添えられ、“旨みと食感”の相乗効果が楽しめる一皿です。
ご当地らしいドリンクがこちら。小田原のお隣り、湯河原町の陽光と潮風に育まれたみかんを使った「湯河原やまげんみかんジュース」です。搾りたてならではの、果肉のとろみやほんのり舌に残る優しい渋みもポイント。土地の恵みとフレッシュなおいしさが、心まで潤してくれますよ。
旅のお土産に、カウンター席に並ぶ「寄木細工の栞」は、いかが?
寄木細工の技を手のひらサイズにした栞は、模様がすべて異なる一点もの。お気に入りをゲットすれば、本を開くたび、おいしい想い出がふわりと蘇るはず。