カロリーを抑えてタンパク質を摂る / (C)freeangle/PIXTA(ピクスタ)
「ピザはさすがに…」「お酒はさすがに…」の振りを、「問題ないです!」と笑顔で一刀両断! YouTubeで超ボジティブなダイエット法を発信し、チャンネル登録者83万人超(2025年5月現在)の人気パーソナルトレーナー・片倉岳人さんをご存知ですか?
片倉さんが提唱するのは、継続力ややる気に頼らず「1%以下、最少の努力」で始める低ハードルなダイエット。ストイックにやりすぎず、「自分の生活に無理なく取り入れられるダイエットを一歩一歩進めよう」と背中を押してくれます。
重視すべきは体重より体形、ハードな筋トレや食事制限よりも継続が大事。何か一つでも実践してみれば、結果はきっとついてくるはずです!
※本記事は片倉岳人著の書籍『結局これが一番やせる! 努力0.1%ダイエット』から一部抜粋・編集しました。
カロリーを抑えてタンパク質を摂る
タンパク質を摂ることは優先的に考えたほうがいいと思います。それから、1日の総摂取カロリーを確認して、自分の体重が落ちるのはカロリーをどれくらい摂取したときかを把握すること。
タンパク質を摂るのが大事な理由は、筋肉量を維持し、体を引き締めやすくするためです。さらに摂ったほうがいい理由のひとつに、食欲が安定するというのがあります。タンパク質が含まれる食品は、肉や魚だったり比較的よく嚙んで食べるものが多いんです。咀嚼をしっかりすることになるので、満腹になりやすい。これでドカ食いを抑えられます。
サラダチキンをすすめるのも、こういった理由ですね。低カロリーで高タンパク質。大量に食べなくてもタンパク質を摂取でき、嚙んで食べるということもあり、「食事をした」という満足感を得やすい。僕は鶏むね肉を買ってきて自家製サラダチキンをよく作ります。自宅に低温調理器があるので、じっくりと加熱して作るんですが、鶏むね肉1枚に大体タンパク質が60gくらい含まれています。これを1日3食で食べきる。男性だったらプラスで少しタンパク質が必要ですが、女性ならほぼ目標量はクリアできるんじゃないかなと思います。
そして、タンパク質を摂ることとあわせて、カロリーを抑えることも念頭に置きましょう。カロリー管理をするためには、先ほども話した通り、記録することから始めるのがいいと思います。最近だとカロリー管理アプリもあるので、活用を。毎日じゃなくてもいいので、摂取カロリーの記録を取る習慣を身につけていきましょう。
食事の記録はなるべくサボらないように
食事の記録はなるべくサボらないように / (C)片倉岳人/KADOKAWA
著=片倉岳人/『結局これが一番やせる! 努力0.1%ダイエット』