
新宿から小田急ロマンスカーで約90分。箱根の玄関口「箱根湯本駅」は、食事処や土産物屋、カフェが建ち並ぶ、人気のグルメスポット。駅周辺をぶらっとお散歩するだけでも、おしゃれでほっこりかわいいお土産にたくさん出会えます。そこで今回は、箱根湯本を訪れる際にぜひチェックしてほしい、おすすめのお土産7選をセレクト。旅の思い出にぴったりな一品を見つけてみてくださいね。
箱根湯本駅から歩いて10分ほど。「ルッカの森」は、小田原や箱根を中心に展開する和菓子屋さん「菜の花」が手掛ける、洋菓子を中心としたスイーツブランドです。
創業当初から続く看板商品「箱根 森のバウム 湘南ゴールドソフトバウム」は、しっとりふわふわのバウムクーヘン。白色のボックスは、不思議でかわいい森の動物たちが描かれた、シンプルながらも洗練されたデザイン。遊び心と上品さが光る、おしゃれな箱根土産として幅広い層に喜ばれています。
何層にも重ねられた生地には、湘南ゴールドのジャムが練り込まれており、どこを食べてもさわやかな味わい。ふんわり、口に入れた瞬間、しっとりとほどけるような柔らかさに心が弾みます。
フレッシュな湘南ゴールドの香りが心地よく、食べるたびにリフレッシュされるような感覚に。上品な甘さのお菓子だから、コーヒーはもちろん、お茶との相性もばっちり。
箱根湯本駅を出てすぐ。「菊川商店」は創業95年を超える、観光客に大人気のお土産屋さん。看板メニューの「カステラ焼 箱根まんじゅう」は、温泉マークと“はこね”の文字が入った、洋風のまんじゅうです。
ふんわりやわらかなカステラ生地には、甘さ控えめで上品な味わいの白あんがたっぷり。焼きたての温かさと、素朴でやさしい味わいが、多くのリピーターを生んでいます。
まんじゅうは1個から買えて、お値段80円とリーズナブル。サイズも小ぶりで、ペロッと食べられます。できたてを、ふぅふぅしながらその場で食べたら、お土産にぴったりな箱入りを手に入れて。
箱入りは、10個入(800円)、15個入(1200円)、20個入(1600円)、30個入(2400円)があります。 夏は冷凍庫で冷やして、冬はトースターで温めて食べるのがおすすめ。
箱根湯本駅の道をはさんだ向かい。あじさい橋たもとに佇む「ピコット湯本駅前店」は、湯本富士屋ホテル直営のベーカリー&スイーツショップです。代々受け継がれるレシピで作る食パンやクラシックカレーパン、レーズンパン、菓子パンなど、手軽にテイクアウトできる商品がたくさん。観光の合間に食べたり、箱根土産にも最適です。
中でもおすすめは、カメの形をしたかわいらしい見た目の「かめメロンパン」。従来のピスタチオ味に加えて、2024年10月にチョコ味も新登場しました。2匹並べると、かわいさアップ♪
カメの甲羅は、クッキー生地にピスタチオやチョコレートを練りこみ、香り高くサクサクとした仕上がりに。パン生地はほんのり甘くてしっとりふんわり。中にはメロンカスタードクリームやチョコレートクリームを入れています。
「かめメロンパン」は、まるでケーキを食べているような、かわいい、おいしい、癒やし系のパンです。ほぼ毎日完売しているため、早めの来店がおすすめですよ。
箱根湯本駅の改札脇にあり、電車の待ち時間や観光前後に立ち寄るのに便利な「箱根カフェ」。明るくすっきりとした店内では、箱根登山鉄道の車両模型を展示。大きなものから小さいものまで、さまざまな鉄道模型を楽しめます。
さらにソファ席側の窓からは、本物の箱根登山鉄道や特急ロマンスカーを見下ろすことも。鉄道ファンならずとも、思わずワクワクしてしまいます。
お土産におすすめのスイーツといえば、「箱根ロール」。きめ細やかな生地には、体にうれしい栄養素たっぷりの「長壽卵(ちょうじゅらん)」と米粉を使用。中には、和三盆の風味が際立つ、上品な甘さのクリームが入っています。
ふわふわ、軽くて、しっとり。もらった瞬間、笑顔がこぼれるロールケーキは、幅広い世代の人に喜ばれるひと品です。
箱根湯本駅から歩いてすぐ。箱根湯本土産のニューフェースとして注目を集めているのが、箱根SAGAMIYAの看板商品「ナッツヴェセル」です。こちらは、ヨーロッパの結婚式のお菓子から着想を得た、キャラメルとナッツのオリジナルスイーツ。
全形の3分の1サイズは、ギフト用のボックス入り。賞味期限が90日と長く、キャラメルなので熱にも強い。手土産から贈り物まで幅広く活躍してくれます。
「ナッツヴェセル」は薄いクッキー生地の上に、ザクッパリッとした食感のキャラメルと、アーモンド、カシューナッツ、クルミなど7種類のナッツをふんだんにトッピング。少し硬めでしっかりした食感だから、手で割って味わって。
ガリッ、ザクッ、パリッ。食べ始めると止まらない、まさに後引くおいしさ。コーヒーと一緒に口に入れれば、ほろ苦さとキャラメルの甘さが口の中で溶け合います。
箱根湯本でのれんを掲げて、約70年。「湯もち本舗 ちもと」は創業当初からの製法をそのまま受け継ぎ、今も変わらぬお菓子の味を守り続けています。
「ちもと 駅前通り店」は箱根湯本駅から徒歩5分の場所にあり、「ちもと」のお菓子を楽しめるカフェスペースも併設。お土産を買う人やほっこり優しい甘味を味わう人で、つねににぎわいます。
お店の看板商品「ゆもち」と並んで人気なのが、鈴の形をした最中「八里」です。ころんとかわいらしい最中は、江戸時代に箱根八里の峠越えで活躍した馬子衆の「熊よけ」がモチーフ。
箱根神社ご神殿の「神楽鈴」に見立て、朱・白・紫、3色の紐で結んだ、1房3連になっています。鈴型の皮の中には、舌触りなめらかなこしあんがたっぷり。しっとりした上品な甘さが堪能できます。
紐を手で持つと、本当に鈴みたい♪ 贈る人も贈られる人も、幸せな気持ちになれる箱根土産です。
「グランリヴィエール箱根」は、箱根を中心に展開するラスク専門店。箱根湯本には「箱根湯本店」と「箱根湯本店HANARE」の2店舗があります。
箱根土産にするなら、2023年7月にできた新商品「箱根クロワッサンラスク」を。ピンク色のパッケージには、芦ノ湖越しに見える富士山や箱根神社の鳥居、箱根登山鉄など、箱根の観光スポットが描かれ、特別感たっぷり。贈る人も贈られる人も、気持ちがぱっと華やかになるお土産です。
噛む度に、芳醇なバターが口の中でじゅわり。そして、丁寧に折り重ねたクロワッサン生地のサクサク感がたまりません。ひとくちサイズで食べやすく、「もうひとつ、もうひとつ……」と、ついつい手が伸びてしまうおいしさです。相性の良い、カフェオレや紅茶と合わせて召し上がれ♪