サイト内
ウェブ

東京駅丸の内駅舎の向かい側♪ リニューアルした新丸ビルの「丸の内ハウス」で多彩な食事を

  • 2024年1月2日
  • ことりっぷ


東京駅の丸の内口に立つ「新丸ビル」。その7階に広がるレストランフロアが「丸の内ハウス」です。寿司店、タコス店、もんじゃ焼き店など11軒の飲食店が並び、店内でもテラス席でも楽しむことができます。テラス席からはレンガ造りの丸の内駅舎やビル群が一望。昼間の眺めも素晴らしいですが、夜景もとても美しいです。
東京駅の丸の内口を出ると、周りにたくさんのビルが立ち並んでいて、丸の内は日本の一大ビジネス街だと実感させられます。
けれど、このような発展を遂げたのは、ほんのここ100数十年のこと。明治維新で大名屋敷がなくなり、その跡地にできた陸軍の軍用地が拡充のため移転すると、どんどん荒れ地となっていたそうです。
そして、明治政府の要請によって、丸の内をビジネス街にするべく開発を始めたのが三菱財閥です。1894(明治27)年築の日本初のオフィスビル「三菱一号館」をはじめ、大正末期に「丸ノ内ビルヂング」を、第二次大戦後に「新丸ノ内ビルヂング」を建設しました。
現在の「丸ビル」と「新丸ビル」は2000年代になって立て替えられ、オフィスゾーンと商業ゾーンからなる複合ビルに生まれ変わりましたが、“ビルヂング"時代の重厚感のあるおしゃれな意匠は、今も建物のあちらこちらに引き継がれています。
なかでも注目したいのが、「新丸ビル」7階にある、レストランフロア「丸の内ハウス」です。2023年にリニューアルされた11店が並び、フロア内やテラスに共用席が配されているおかげで、フロア全体がおしゃれなフードコートのようにボーダレスなにぎわいを感じさせます。
「丸の内ハウス」のおすすめのお店を紹介します。
1軒目は「鮨&BAR 不二楼(ふじろう)」。7階でエレベーターの扉が開くと、目の前に現れる広いカウンター席がインパクト大の寿司店です。
鮮度を味わう「博多前鮨」と、技術を深掘りした「江戸前鮨」を融合させて、“鮮熟折衷"の不二楼独自の「新江戸前鮨」を提供。
茅場町にある本店は会員制の高級店ですが、「丸の内ハウス」では、好みの握りを1カンずつオーダーできたり、豪華なネタを豪快に丼で味わえたり……カジュアルに「新江戸前鮨」が堪能できます。
また、カウンター席の隣にはスタンディングのバーも併設。ウェイティングや、もう少し飲みたい時に利用できるのもうれしいですね。
2軒目は「Molé TAQUERIA Y BAR(モーレ タケリア イ バル)」。“タコスを日常に!もっと身近にそしてより楽しく!”がコンセプトのメキシカンタコス専門店です。
「タケリア」はスペイン語で、タコスをメインで食べられるレストラン、「モーレ」はソースという意味。店名のとおり、こだわりのモーレが、タコスや具材の味を引き立てています。
チキンや牛モツ、アヒポキなど、具材のバリエーションも豊富で、迷ってしまうほど。程よいサイズなので、アルコールとあわせて、おつまみ感覚でいただくのもおすすめです。
タコスの後におすすめのスイーツも、パフェやティラミス、チュロスなどがラインアップ。メキシコらしい色鮮やかなビジュアルも◎です。
そのほかにもフロアにはさまざまなジャンルのお店が並びます。「Koko Head cafe(ココヘッドカフェ)」はアジアンテイストのハワイアンフードが楽しめる日本初上陸のハワイの人気店です。
ほかにも、蒸し料理レストラン「MUS MUS(ムスムス)」や、月島もんじゃの「もへじ」、軽井沢の有名店「SAWAMURA」の熟成酵母パンも楽しめる「欧風小皿料理 沢村」など、ジャンルも価格帯もさまざまなお店がそろうので、選ぶ楽しみがあります。
「丸の内ハウス」には丸の内ハウス全店舗のメニューが楽しめる人気のテラス席も。東京駅側、行幸通り側、皇居側の3方向に、フロアを囲むようなコの字形で設置されています。  
東京駅側のテラスからは、もちろんレンガ造りの丸の内駅舎が一望。暗くなると、ライトアップされた駅舎とその奥のビルの灯りが相まって、東京らしい美しい夜景が見晴らせます。        
オーダーは、各店舗のTO GOカウンターから注文することもできますが、モバイルオーダーがおすすめ。テラス席からQRコードを読み込んで簡単に注文でき、決済まで完了するので、テラスでのひと時を少しでも長く楽しめるのがうれしいですね。
「丸の内ハウス」では、アートやファッションのイベントが行われたり、木・金曜の夜はDJがフロアを盛り上げたり。東京のど真ん中で、東京の絶景を眺めながら、東京を味わえる「丸の内ハウス」。ぜひ足を運んでみてください。

あわせて読みたい

キーワードからさがす

gooIDで新規登録・ログイン

ログインして問題を解くと自然保護ポイントが
たまって環境に貢献できます。

掲載情報の著作権は提供元企業等に帰属します。
Copyright (c) 1996- 2024 Shobunsha Publications All Rights Reserved.