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大阪・京町堀に「voco大阪セントラル」が開業。歴史と古木が紡ぐレトロモダンな空間でプレミアムな時間を

  • 2023年7月19日
  • ことりっぷ


古くから商人が集まり市場で賑わう庶民の街として栄えてきた大阪・京町堀に日本初となるIHGホテルズ&リゾーツのプレミアムホテルブランド「voco大阪セントラル(ヴォコオオサカセントラル)」が2023年5月30日に開業しました。ホテルの周辺はオフィス街でありながら、近年は緑豊かな靭公園のまわりに個性豊かなショップやレストランが集まり活気のあるエリアとして注目されています。京町堀の歴史を感じながら、ゆっくりとホテルステイしてみてはいかがでしょうか。
Osaka Metro肥後橋駅、本町駅、淀屋橋駅の各駅から3~5分。「voco大阪セントラル」は、京町堀を象徴する歴史的建造物として親しまれてきた旧京町ビルの跡地に誕生しました。大阪・京町堀は、かつて京都・伏見から人々が移り住んで発展した街。日本各地から人やものが集まり「天下の台所」と称されたかつての街には、武士や商人たちが建てた蔵が立ち並んでいたといわれています。
全191の客室がある館内にはレストランやカフェ&バー、フィットネスルーム、ミーティングルームを完備しており、歴史ある建物の跡地でありながらまるで慣れ親しんだ場所のような居心地の良い滞在を体験することができます。
ホテルのエントランスに一歩足を踏み入れると、京町堀の過去と未来が交錯するような、趣のある空間がゲストを出迎えてくれます。吹き抜けのロビーエリアには、実際の家屋から回収された古木を再生・活用。日本の伝統技法で組み上げたしつらえは、京町堀の歴史の象徴的なアイコンである「蔵」に着想を得てデザインされたのだそう。
天井を見上げると、かつてこの地にあった京町ビルで使用されていたレリーフのデザインが用いられており、どこか懐かしい温かみのある居心地のよい空間が広がります。
世界各地に約45軒を展開している「voco」では、チェックインの際にはその土地ならではのそれぞれ異なるユニークなウェルカムトリートが贈られるのだそう。「voco大阪セントラル」では、もともと大衆魚を扱う雑魚場として発展してきたこの土地で、船の運航に支障が無いよう作られた川の標識「澪つくし」のマークをあしらった「澪つくしキャンディ」をゲストへの旅の祈願として提供されます。
旧京町ビルは、大正15年の竣工以来、100年近くにわたって紡いできたストーリーや歴史のヘリテージを次世代につなぐため、ホテルの館内には街の歴史をテーマとしたオリジナルアート作品が飾られています。さらに旧京町ビルで実際に使われていたアイテムを再利用したアートワークやオブジェが散りばめられているので、ぜひ見つけてみて。
ホテルの館内には、チェックイン、宿泊、レストラン3つの体験を象徴する鳥の形をしたインテリア装飾が散りばめられいます。チェックイン体験「ようこその気持ちを Come on in」は小鳥、宿泊体験「自分らしく過ごす時間 Me time」はふくろう、レストラン体験「その時にふさわしい一皿を voco life」ではフラミンゴなど、ロビーやエレベーターホール付近、客室など意外な場所に隠れています。
清潔感あふれる白とシックなグレーを基調にブルーやイエローをアクセントにしたモダンなインテリアの客室は、広すぎず狭すぎずちょうど良くくつろげる空間。オープンタイプのクローゼットが部屋の開放感を演出し、まるで自宅にいるような気分で自由な時間を過ごすことができます。
客室にはネスプレッソのコーヒーマシンの設置があり、ゆったりくつろぎながら本格的なコーヒーを楽しむことができます。お水は大阪で生産された能勢山水。サステナビリティに配慮し、ペットボトルを使用しないリターナブル瓶で提供しています。
そのほか、ロンネフェルトの紅茶やホットチョコレートのおもてなしが。豊富なドリンクを片手に本を読みながら客室でゆっくり過ごしてみてはいかが。
バスルームには、節水タイプのシャワー、竹製の歯ブラシや櫛などサステナビリティに配慮したアメニティがそろいます。シャンプー・コンディショナー・ボディウォッシュには、生態系への影響を考慮して開発された植物由来の「アンティポディース」を採用。ラグジュアリーなエアレーション・シャワーは細かな気泡でソフトな肌触りを体験することができますよ。
全191ある客室は、畳スペースのある11室、テラス付きの1室、アクセシブルルーム2室を含むタイプなど。ずっとホテルに滞在したい方には、スパークリングワイン付き夕朝食付プランがあるので、目的や人数や選んでみて。
夕食は、1階にあるウェスタングリルレストラン「LOKAL HOUSE(ローカルハウス)」で、西洋グリル料理をメインに地元の食材を使った料理を味わってみてはいかが。ライブ感溢れるキッチンから運ばれてくるパスタや豊富なアラカルトメニューの多くは大きなお皿で提供されるので、大勢でシェアしながら楽しんでみて。
特にvoco大阪セントラルのシグネチャーメニューになるよう想いを込めた「“焚火の宴卓” NZ 産仔羊のラムラック7種のソース」や、シェフの出身地である南イタリア・プーリアの豚肉料理を融合したオリジナルのハウススタイルグリル「"ボンベッテ" トリュフリゾット」はおすすめですよ。
6時30分~10時まで提供される朝食は、洋食または和食のメイン料理にサラダやフルーツ、コールドカットなど豊富な種類のブッフェが付いた「セレクションブッフェ」が人気です。そのほか、和朝食または洋朝食のセット(3200円)、ベーカリーバスケット(1500円)やパンケーキ(2000円)などのアラカルトメニューも。
卵料理はオムレツ、スクランブルエッグ、目玉焼き、エッグベネディクトの中から好きなメニューを選ぶことができ、おすすめはエッグベネディクト。ポーチドエッグからとろーり流れる黄身に、ベーコンやパンを絡めて召し上がれ。
ロビーラウンジからまっすぐ進んだ奥のカフェ&バーでは、朝は目覚めのコーヒータイム、 お昼はカフェ、ディナー前後のバータイムにも利用でき、一日を通してこだわりの一杯を愉しむことができます。
ショーケースには、色鮮やかなケーキやタルトなどが並びます。ランチやディナーの食後に、カフェタイムでスイーツとドリンクで楽しんでもいいですね。
食後やカフェタイムには、デザートをコーヒーと一緒にいかが。デザートは、オーストラリアの伝統菓子「ラミントン」がおすすめ。キューブ型のスポンジ生地にチョコレートをコーティングし、周りにはココナッツが散りばめられています。スポンジ生地の間には甘酸っぱいパッションフルーツのジャムが。大阪・江戸堀の「TAKAMURA COFFEE ROASTERS」から仕入れたバリスタが淹れるスペシャルティコーヒーとの相性もぴったりですよ。
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レストランやカフェ&バーは、宿泊者以外でも気軽に利用することができます。肩肘を張らず友人の自宅にお呼ばれしたような気分で訪れてみて。ブランドカラーであるイエローカラーが目印になり、ホテルの賑わいが街に新たな彩りを創りだします。

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