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浅草の人気店「梅と星」で、羽釜ごはんと梅干しとお供のシンプルイズベストな定食を

  • 2023年5月8日
  • ことりっぷ


いつも観光客でにぎわう仲見世通り。その一本裏の通りにも人気店が並んでいます。そこに2022年6月、「梅と星」がオープンしました。看板メニューは、羽釜で炊いたおいしいごはんと、店名にもなっている梅干しと、ごはんが進むスター(星)ぞろいのお供たち。和食ならではのシンプルなやさしい味わいが楽しめるお店です。
いつも観光客でにぎわっている雷門と浅草寺を結ぶ仲見世通り。そして、その一本裏に並行する通りにも人気店が並んでいます。
そんな通り沿いに、2022年6月、「梅と星」がオープン。エントランスでは、梅干し入れの壺と、愛嬌のあるタヌキの置き物が出迎えてくれます。
「梅と星」は、炊き立ての羽釜ごはんと、選りすぐりの梅干しとスター(星)ぞろいのお供たちなどがセットになった定食が看板メニューのお店です。
店内には釜炊き場が一緒になった斬新なカウンター席がU字形に配され、壁にはごはんのお供たちが寄席文字で書かれたプレートがずらり。コンセプトである「おいしい寄席」をイメージさせます。
おすすめのメニューは「おともみくじ定食」。羽釜ごはん、豚汁、浮浮卵(ふわふわたまご)、梅干し、お供3品がセットになった定食です。
おもしろいのは、しゃもじの形をした七福神のイラストが描かれた7本のおみくじを引いて、引き当てた神様によって、お供の3品が決まるというエンタメの要素があるところ。どんなお供が当たるか、ワクワクしながら引けるのが楽しいですね。
今回、引き当てたのは「大黒天」。お供はちりめんおかか、すじこ、とろろの3品です。
羽釜で炊いたごはんはそのままでも絶品の味わいですが、そこに梅干しやお供が加わると、さらにおいしさがアップして、どんどんごはんが進んでしまいます。
お供は、塩昆布、大根のたまり漬、いぶりがっこ、白いバター、二色納豆、いかの塩辛、鶏そぼろ、ネギトロなど20数種類がラインナップ。自分で好きなお供が選べる「おとも定食」もあります。
そして、浮浮卵も見逃せません。「梅と星」オリジナルの煎り酒「よしなに、」を使った和風スクランブルエッグのような料理です。
煎り酒は、梅干しとこんぶとかつお節を日本酒で煮詰めた調味料。やさしいだしの風味が口の中にひろがります。
うれしいことに、ごはんのおかわりが無料なうえ、もし苦手なお供と引いてしまったら、おみくじの引き直しもOKとのこと。
当たった神様の人形が、食事中、見守ってくれているのもかわいいですね。
お米は、和歌山の「熊野米」、北海道の「ななつぼし」、山形の「つや姫」をブレンド。5升サイズの羽釜2つを使って、1升ずつ炊いてます。
羽釜は、鉄やアルミでできているため熱伝導率がよく、釜全体に熱が伝わって、短時間でお米を均一に炊き上げる優れモノ。やはりシンプルが一番、と思わせるおいしいごはんがいただけます。
ごはんの上にのった梅干しは、東京スカイツリータウンの商業施設「ソラマチ」の中にある姉妹店「立ち喰い梅干し屋」の16種類のなかから、酸っぱめ、甘め、月替わりの3種類が用意されていて、好きなものを選ぶことができます。
お供以外の定食もこだわりのメニューがそろいます。「煎り酒生姜焼き定食」は、煎り酒が利いていて、だしと生姜のバランスがよく、こちらもごはんがどんどん進む味。
ほかにも、「梅酢の唐揚げ定食」や「本日の焼魚定食」、「浮浮卵の朝定食」などがあります。どれも「梅と星」のよさが引き立つ味わいなので、リピートしていろいろ試してみたくなります。
2階にはイベントスペースを兼ねたお座敷もあって、不定期で写真展やポップアップショップなどのイベントを開催。また、梅干しサワーなどのテイクアウトドリンクをこちらで飲むこともできます。
1階の物販スペースでは、姉妹店「立ち喰い梅干し屋」の瓶詰めの梅干しや、全国から集めたごはんのお供たちを購入することも可能。梅干しは種類が豊富で、どれにしようか迷ってしまうほど。おみやげに喜ばれそうですね。
浅草さんぽに行ったら、ごはんと梅干しとお供のスター(星)たちのシンプルなおいしさ、ぜひ味わってみてくださいね。

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