古い道具や家具を並べた、ちょっとレトロで心落ち着く空間。ここは豊橋市の静かな住宅街の中にある、ココア好きの店主が始めた、ココアとおやつの専門店。大人のためのココアなどさまざまなフレーバーのココアと、それによくあうおやつを楽しむことができます。ひなたぼっこをするようにのんびり、心が優しくなれるひとときを過ごしてほしい。そんな思いを込めた品々でいっぱいのお店を訪ねました。
ココアの専門店「うたたねばなね」があるのは、愛知県豊橋市の静かな住宅街の中。店主の金子さんが、コーヒーのようにもっと身近に、そして大人もココアを楽しんでほしいと、ココアの専門店をオープンさせました。
メニューを見るとノンシュガー、甘さ控えめ、優しい甘さ、という3つの甘さから選べるようになっていて、それぞれにさまざまなフレーバーココアがあります。カカオの味わいをしっかりと楽しみたいなら甘さ控えめの「うたばなココア」を。ブランデーで香りづけしていて、ビターで複雑な風味が余韻に残る大人のためのココアです。
「シナモンココア」「大人のミルクココア」「アーモンドミルクココア」などさまざまなココアがありますが、どのココアもホットとアイスが選べます。丁寧に入れたココアはアイスにしても美味しいですよと金子さん。ココアはホットで飲むイメージがあるかもしれませんが、豊橋にあるジンジャーシロップ製造所「TENTASOBI JINGER」のシロップを使った「ジンジャーココア」は、特にアイスがおすすめなのだそう。スパイスやジンジャーがココアと相性がよく、奥行きのある味わいが楽しめます。
2Fのカフェスペースは、古い足踏みミシンやアンティークな椅子、レトロなランプなどでいっぱいで、懐かしい雰囲気。テーブルにはココアが出来上がるまでの時間に読んでもらえたらと、金子さんが手作りしたというブックレットも置かれていて、お店への想い、ココアへの想いが伝わってきます。ココアの豊かな風味に癒されながら、時間を忘れて。心が優しくなれるひとときを過ごしてみてくださいね。