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自分らしさを取り戻せる空間でパフェやグルテンフリーの菓子を。茅ヶ崎「ボンボン ドゥ カ」

  • 2022年9月4日
  • ことりっぷ


神奈川県の人気ベイエリア・湘南のなかでも、茅ヶ崎はのんびり過ごせるショップが点在します。「BON BONS DE K(ボンボン ドゥ カ)」は、米粉を使った体にやさしいフィナンシェなどをそろえるグルテンフリーのパティスリー。センスよくディスプレイされたフィナンシェをアートを楽しむように選び、旬のフルーツを使ったパルフェをゆっくりと食べ、非日常的な気分に浸ってみませんか。
茅ヶ崎駅から徒歩約10分、茅ヶ崎海岸に向かう途中にある「ボンボン ドゥ カ」。一見菓子店には見えないクールな印象の外観が目印です。
落ち着いたトーンの店内で、まず目を引くのが中央のディスプレイ。観葉植物を囲うように半円のカウンターが配され、規則正しくズラリと並ぶフィナンシェを眺めているとアートを鑑賞しているような気分にもなります。
お店のコンセプトの一つが、“らしさ”の追究。音楽が静かに流れる空間に身をおくと、自分の内側からの声が聞こえてくるよう。心を解放してゆっくり自分に戻れる場所として、一人で来店する客も少なくありません。気の向くままに読書をしたり、スイーツをじっくりと味わってみてくださいね。
「私たちの体を作っているのは日々食べているもの。小麦粉の摂取を控えるグルテンフリーの食生活を取り入れたら、体の調子が良くなったように感じて」と話すのは、店主の永島 かおりさん。女性向けの情報誌の編集長を務めていた頃に年齢による体の変化を感じ、大好きなお菓子も体の負担がかからないグルテンフリーで作れたらと思ったそう。同店では小麦粉の代わりに、国産米100%の米粉を使用。「米粉のお菓子というと素朴でパサつきがあるイメージの方もいますが、フランス菓子に落とし込んで美味しさにも妥協なく作っています」という品々は、お腹も心も満たしてくれます。
自分で用紙にチェックを入れて注文する、菓子店としては珍しいスタイルでフィナンシェを販売。白砂糖を使わずきび砂糖とハチミツでしっとりと自然な甘さに仕上げ、噛みしめると北海道産バターの風味と香りがふわり。満足感はあるのに、米粉を使うことで食べ終わった後の重さがないバランスになっています。
スイーツ系と塩気のあるサレ系を展開し、全35種類のうち約15種類を月替りで販売しています。濃厚なコクがリッチな「n°7 ピスタチオ」、湘南名物のしらすの塩気と細かく刻んだアーモンドがクセになる「n°35 CHIGASAKI」、別添えの和三盆を自分でかける「n°29 和三盆」は心癒される上品な甘味。イートイン利用時はトースターで温めてくれるので、焼きたてのような美味しさを味わえますよ。
さらにチェックをしたいのが、月替りのパルフェ。「どこから食べよう、この味は何だろうと、見て食べてイメージが膨らむような構成を心がけてます」という月替わりのパルフェは、旬のフルーツを主役に季節のイメージを掛け合わせ、約10種類のパーツから成り立ちます。
グラスに沿うように並べた宝石のような美しさを放つシャインマスカットに大葉のグラニテが清々しく、爽やかな秋の始まりを連想させる9月のパルフェ。ザクザクした食感のクランブルやクルミのキャラメリゼ、まったりとした水切りヨーグルトのクリームで満足感もプラスしています。終盤は香り高い山椒や、旨味が伝わるカツオ出汁のジュレや巨峰のジュレが見事にマッチし、めくるめく味や香りの変化に心奪われますよ。
オープン1周年を機に生まれ、第一弾が7月〜8月に販売された「グルテンフリークッキー缶」。イラストレーターの網中 いづるさんによる「ボンボン ドゥ カ」オリジナルの描き下ろしの女の子が描かれた缶を開けると、隙間なくびっしりと敷き詰められたクッキーに心躍ります。米粉を使った甘さ控えめのクッキーはさくさく小気味よい食感で、伸ばす手が止まらなくなりますよ。好評につき第一弾は販売終了となりましたが、中身とデザインを変えて第二弾を10月に展開予定で、2週間ごとに数量限定でオンラインと店頭にて事前予約販売をします。
心に余裕がなくなってしまったり疲れた時、「ボンボン ドゥ カ」のグルテンフリーのお菓子や美しいパフェを食べたら、気持ちがゆるゆるとほどけてリフレッシュできるはず。

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