1. 椅子に座って片方の足を反対側のひざの上にのせ、アキレス腱の位置を確認する。 / (C)木村翔太(きむ先生)/KADOKAWA
理学療法士・整体師の木村翔太さんをご存知ですか? 彼は「きむ先生」の愛称で、「痛みなく健康に過ごす」をテーマに「なぜその症状が起こるのか」「どうしたら解消されるか」をわかりやすく伝えるSNSの投稿をしており、多くのフォロワーに支持されています。
そんなきむ先生が提案する、論理的かつ端的に伝える人気のストレッチをご紹介!
人生100年時代、いつまでも元気に過ごしたいですよね。 歩く、走る、運動する、家事や仕事をする…これらすべての動作を、何歳になっても「痛みゼロ」でできるようになるため、ぜひ参考になさってみてください。
※本記事は木村翔太(きむ先生)著の書籍『老いをゆっくりにする 1日1分セルフケア』から一部抜粋・編集しました。
ねんざの経験があると、アキレス腱がかたくなりがち
アキレス腱とは、ふくらはぎの筋肉とかかとの骨をつなぐ腱で、運動に重要な役割を果たします。アキレス腱は、じつは過去にねんざの経験がある人ほどかたい可能性の高い場所です。
というのも、アキレス腱の奥には脂肪のかたまりがあり、ねんざの経験が多い人ほど炎症が治る過程でその脂肪とアキレス腱の癒着が強まって、足首がカチカチになります。アキレス腱が柔軟でないと、足首がかたくなって、ひざや股関節の痛みや腰痛につながることもあり、じつはまめにほぐしておかなければいけない部位なのです。
脂肪とアキレス腱の癒着をほぐすことが大切。 / (C)木村翔太(きむ先生)/KADOKAWA
アキレス腱そのものをやわらかくするというよりは、アキレス腱と脂肪をはがしてやわらかくするというイメージで、積極的にやわらかくしていきましょう。
結果、すたすたと歩けるようになる!
【足首】アキレス腱マッサージ
1. 椅子に座って片方の足を反対側のひざの上にのせ、アキレス腱の位置を確認する。 / (C)木村翔太(きむ先生)/KADOKAWA
1. 椅子に座って片方の足を反対側のひざの上にのせ、アキレス腱の位置を確認する。
2. アキレス腱をつまみ、指を上下にスライドすると少し凹むところがあるので、そこをつまんで揉む。 / (C)木村翔太(きむ先生)/KADOKAWA
2. アキレス腱をつまみ、指を上下にスライドすると少し凹むところがあるので、そこをつまんで揉む。
3. つまむポイントを上下にずらしながらマッサージする。反対側も同様に行う。 / (C)木村翔太(きむ先生)/KADOKAWA
3. つまむポイントを上下にずらしながらマッサージする。反対側も同様に行う。 / (C)木村翔太(きむ先生)/KADOKAWA
3. つまむポイントを上下にずらしながらマッサージする。反対側も同様に行う。
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著=木村翔太(きむ先生)/『老いをゆっくりにする 1日1分セルフケア』