バカリズム脚本×山田裕貴主演!あの天才音楽家は下品で小汚いおじさんだった…!?映画「ベートーヴェン捏造」9月公開

  • 2025年5月7日
  • Walkerplus

「誰もが知る偉大な音楽家ベートーヴェン。しかし、実際の彼は――下品で小汚いおじさんだった…!?」そんな衝撃の真実が明らかになる映画「ベートーヴェン捏造」が、2025年9月12日(金)より全国公開されることが決定。特報映像が解禁された。
脚本・バカリズム×主演・山田裕貴×共演・古田新太、音楽史上最大のスキャンダルに迫る映画「ベートーヴェン捏造」
脚本・バカリズム×主演・山田裕貴×共演・古田新太、音楽史上最大のスキャンダルに迫る映画「ベートーヴェン捏造」


本作は、作家・かげはら史帆さんによる歴史ノンフィクション「ベートーヴェン捏造 名プロデューサーは嘘をつく」(河出文庫刊)を原作に、脚本・バカリズムさん、主演・山田裕貴さん、共演・古田新太さんという豪華布陣で映画化したもの。1977年、ベートーヴェン没後150年のアニバーサリー・イヤーに発覚した「会話帳改竄事件」。その犯人とされるアントン・フェリックス・シンドラーの人物像と事件の核心に迫る。
かげはら史帆「ベートーヴェン捏造 名プロデューサーは嘘をつく」(河出文庫刊)
かげはら史帆「ベートーヴェン捏造 名プロデューサーは嘘をつく」(河出文庫刊)


物語の主人公は、ベートーヴェンに忠実に仕えた秘書のアントン・フェリックス・シンドラー(山田裕貴)。彼はどん底の自分を救ってくれた憧れのベートーヴェン(古田新太)を守るため、彼の死後、そのイメージを「下品で小汚いおじさん(真実)」から「聖なる天才音楽家(嘘)」へと仕立て上げる。次第に聖なる天才像が浸透していくが――。

主人公シンドラーを演じる山田さんは「バカリズムさんの脚本、そして監督、スタッフ、キャストみんなで楽しく笑い合いながら作りました」とコメント。「古田新太さんの演じるベートーヴェンを日に日に愛おしく想いながら毎日撮影していました」と撮影を振り返る。

一方、ベートーヴェン役を演じた古田さんは「ベートーヴェンは、短気で癇癪持ちで情緒不安定な部分もあった人だったんだろうけど、だからこそ素晴らしい曲が書けたのだと思いますし、いい意味でも悪い意味でも天才だったのだと思うので演じていて楽しかったです」と役作りについて語り、「バカリちゃんの脚本もおもしろいし、監督の撮り方もおもしろいし、主演の裕貴もとてもおもしろいお芝居をしています」と太鼓判を押す。

脚本を担当したバカリズムさんは「かげはら先生の原作がとてもおもしろくて、この壮大な物語をどうやって1本の映画に収めるか試行錯誤しながら書きました」と語る。監督は、星野源さん、藤井風さん、Perfumeなど数々のミュージックビデオや話題CMを手掛ける関和亮さんが務め、バカリズムさんとは今回が3作目のタッグとなる。

本作では、最新のバーチャルプロダクション技術を駆使し、大型LEDディスプレイを使用して19世紀のウィーンを日本にいながらにして再現。関和亮監督は「実在する人物を描く難しさとおもしろさ、山田裕貴さん、古田新太さんはじめ多くのキャストと、我々スタッフが頭を悩ませ200年前のウィーンそしてベートーヴェンを取り巻く人々を映像化しました」と制作の苦労を明かす。さらに、「秘書シンドラーの偏愛、SNSなんて存在しない時代の情報戦、さまざまな実在するキャラクター、そして全曲ベートーヴェンによる楽曲。ぜひスクリーンでお楽しみいただけたら」と観客へメッセージを送った。

知っているようで知らなかった天才音楽家の素顔と、それを隠蔽した秘書の壮大な嘘。コメディタッチで描かれる驚きの実話(!?)をぜひ劇場で堪能したい。

映画「ベートーヴェン捏造」作品概要
原作:かげはら史帆「ベートーヴェン捏造 名プロデューサーは嘘をつく」(河出文庫刊)
主演:山田裕貴
出演:古田新太 ほか
脚本:バカリズム
監督:関和亮
暴走する愛が、歴史を変える――本作は9月公開!
暴走する愛が、歴史を変える――本作は9月公開!


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