グリーンスプリングスで「PARA HOOP FES!」 点字や車いす体験も

  • 2025年5月7日
  • みんなの経済新聞ネットワーク

 チャリティーイベント「PARA HOOP FES!(パラ・フープ・フェス!) Vol.5~つながろう!輪になろう!~」が5月24日・25日、立川のグリーンスプリングス(立川市緑町)で開催される。主催は立飛ストラテジーラボ(同)。(立川経済新聞)

 点字で名刺づくりワークショップの様子

 同イベントは、心身共に健康的で心地よい状態である「ウェルビーイング」という同施設のコンセプトを体現すべく、多様な人たちが価値観を共有し、垣根なく交流する機会をつくることを目的として開催する。2021年に始まり、今回で5回目。

 期間中、障害福祉事業所「PICFA(ピクファ)」(佐賀県基山町)が、障害のあるアーティストによる20作品を展示。併せて、同事業所に所属する東島ゆきのさんのアート作品をプリントしたTシャツを販売し、利益の全額を赤い羽根共同募金に寄付する。

 中学1年で急性脳炎にかかり、後遺症で高次脳機能障害と難治性てんかんを併せ持つ新井悠生さんが、クリスタルボウルの演奏を披露。知的障害がある白岩次郎さんは、母であり通訳を務めるしらいわよしこさんと、スタンダップコメディーを行う。そのほか、市内や近隣地域の福祉作業所などの団体によるマルシェ、車いす体験、点字のワークショップ、手話講座などを行う。

 正規の美術教育を受けていない人が、独自の方法と発想で表現する芸術「アール・ブリュット」の作家たちの作品展やアートパフォーマンスもある。ハンバーガーやガレットなどのフードトラックも4店出店する。

 主催する「立飛ストラテジーラボ」広報の佐々木芽衣さんは「普段なかなか体験できない車いすの体験や、手話の講座など、さまざまな企画を用意している。普段からグリーンスプリングスに訪れている人や、障害者支援に興味がある人など、たくさんの人に来場いただければ」と呼びかける。

 開催時間は、マルシェ=11時~16時、作品展=10時~20時(25日は17時まで)、車いす体験=11時30分~(30分間隔で6回、各回先着2人)。点字ワークショップは24日のみ、手話講座、クリスタルボウル演奏、スタンダップコメディーは25日のみ。

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