佐賀で明和電機「全国47都道府県ひとりコンサート」 県内初のツアー公演

  • 2025年5月7日
  • みんなの経済新聞ネットワーク

 明和電機(東京都品川区)社長でアーティストの土佐信道さんが1人で47都道府県を巡る「全国47都道府県ひとりコンサート 明和電機★UMEツアー2025」の佐賀公演が5月14日、佐賀県立美術館ホール(佐賀市城内1)で開催される。(佐賀経済新聞)

 2023年1月に佐賀県立博物館・美術館が主催するミニコンサート「第50回あらかしコンサート」に出演した明和電機の土佐信道社長

 明和電機は、1995(平成7)年4月に土佐信道さんと兄の正道さんと結成した芸術ユニット。青い作業服を着用し作品を「製品」、ライブを「製品デモンストレーション」と呼ぶなど、中小企業のスタイルでさまざまなマシンを開発し、ライブや展覧会などを通じて国内外で「製品」を発表。同社が開発した音符の形の電子楽器「オタマトーン」は累計販売数200万本を超えるヒット商品となった。2001(平成13)年、これまで社長を務めた正道さんの定年退職により、信道さんが社長に就き、現在に至る。

 今回、初めて開催する47都道府県を巡る全国ツアーでは、信道さんが1人で、ドラム、ベース、ギターなどの自動演奏機械やロボットダンサー、ナンセンスマシンを、スーツケースほどの大きさの「UME BOX」に詰め込み、軽自動車「ラパン」で47都道府県を巡る。全てを1人でセットアップし、演奏、撤収するという。明和電機の佐賀での公演は、2023年1月に佐賀県立博物館・美術館が主催するミニコンサート「あらかしコンサート」以来2回目で、ツアー公演は県内初となる。

 信道さんは「初めて挑戦する1人で47都道府県を巡る全国ツアーでは予想外のトラブルがあるかもしれないが、あればあるほど燃える。限界まで追い込まれたときにこそ、クリエーションが生まれる。前向きな精神でトラブルを乗り越え、最高のライブを届けたい。ワクワクを大人から子どもまで味わえる、明和電機のツアーに期待してほしい」と呼びかける。

 18時30分開場。19時開演。チケットは、一般=2,000円、小学生以下=1,000円。イープラスで扱う。当日のステージ設営作業や会場設営、観客誘導の補助などの作業をするボランティアも募集している。

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