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「ほんの少しの非日常」を叶える、デザイン性豊かな瀬戸焼の器やアクセサリー「m.m.d.」

  • 2022年8月25日
  • ことりっぷ


器を中心としたオリジナルブランドを展開する名古屋市栄の雑貨店「m.m.d.」。「ほんの少しの非日常を」をコンセプトに、日常使いはもちろん贈り物にもぴったりアイテムが多彩にそろいます。そのほとんどが、愛知県瀬戸市で制作されている「瀬戸焼」のもの。豊かなアイデアと職人たちの技が生み出すオリジナルアイテムの数々をご紹介します。
中部電力 MIRAI TOWER(旧名古屋テレビ塔)のほど近く、ビルの一角にたたずむ店舗の扉を開けると、色とりどりの器が目に飛び込んできます。2013年にオーナーの岡上慎司さんが「自分でデザインしたプロダクトに携わりたい」とオープンした「m.m.d.」。開店当時はさまざまな産地の器を扱うセレクトショップでしたが、2年目から独自のアイテムを続々と制作。現在ではほぼすべてのアイテムがオリジナルです。
展開するアイテムはいずれも愛知県瀬戸焼市で制作されている「瀬戸焼」のもの。鎌倉時代から使われていたという釉薬による色づけ、そして形状ともに、思い描いたものを再現できる自由度の高さにひかれたそうです。さらに、廃業する窯元が増えている昨今において、瀬戸焼のリブランディングにも貢献できるのでは、と考えたのも目を付けた理由です。
店のコンセプトはオープン当時から変わらず「ほんの少しの非日常」。日常的に食事をするなかで、わずかばかりでも非日常でリッチな気分になってほしい、という願いを込めた器の数々が並びます。そして、「つながりを大切に」というブランドコンセプトに合わせて最初に作られたのが六角形の取り皿でした。
蜂の巣のように隙間なく「つながる」六角形の取り皿はいまや「m.m.d.」を代表するアイテムに。この器を贈ったり使ったりすることで、「みなさまのつながりが蜂の巣のように広がっていきますように」という願いが込められています。朱・黄彩・アメ・青磁・織部・ルリという基本の6色を展開するほか、特別釉のプラチナ色、ゴールド色、マリアージュカラーなどカラーバリエーションはどんどん広がっており、色の掛け分け方も二分・五分・八分・十分とさまざま。すべて職人の手で一枚ずつていねいに掛け分けられており、全部で35種類以上のデザインがそろいます。
デザイン性の高さだけでなく丈夫さも魅力です。「陶器」のようにやさしく味わい深い風合いと「磁器」のようなタフさをもった「半磁器」を採用しているため、電子レンジ、オーブン、食洗器での使用もOK。日常使いにぴったりで、毎日の食卓を楽しく演出してくれます。色の組み合わせを選べるのもうれしく、贈り物やウエディングの引き出物としても、人気が高いそうです。
こちらは6色展開している陶器のタンブラーです。素地の生成りと各色の二色カラーによるデザインが目を引きます。陶土の質感を感じられるよう、あえて目の粗い荒土を使用。ざらざらとしたあたたかみのある手触りも特徴です。水に10分ほど浸けたカップを冷凍庫に保管し、凍ったカップにビールや炭酸飲料を注げば、簡単によく冷えた状態でおいしく飲むことができます。とくに夏の時期には人気が高いアイテムで、2サイズから選べます。
「瀬戸焼で何ができるか」をいつも考えているという岡上さんのアイデアで生まれたのが瀬戸焼のアクセサリーです。陶土を使って主に角や丸、三角などなじみのある幾何学模様を手作業で成形。焼成、釉薬掛け、二度目の焼成を経てできあがる小さな焼き物をパーツとして、イヤリング、ピアス、指輪、ネックレスを展開しています。最初の焼成以外は、釉薬掛け、二度目の焼成まで店内にて自分たちの手で制作しているのだとか。シンプルながら一つ一つ表情が異なり、小さいけれど確かな存在感を放つ、m.m.d.ならではのアクセサリー。どんなファッションにもなじむとともに、とっておきのアクセントになってくれそうです。
優れたデザインと使い勝手を兼ね備えた器、手仕事の技とセンスが光るアクセサリーをはじめ、「ほんの少しの非日常」を叶えてくれるアイテムが多彩にそろうm.m.d.。一つひとつ手に取って好みのアイテムを選び、日常を楽しく優雅に彩ってみませんか。

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