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絶景もカフェもひとめぐり♪ 一生に一度は訪れたい憧れの 「角島」ドライブ

  • 2022年5月18日
  • ことりっぷ


山口県西北端に位置する角島は、周囲約17㎞の小さな島です。コバルトブルーの海と白い砂浜に囲まれるロケーションは、まるで南国のようと全国から注目を集めています。島内には石造りの灯台や海を一望できる岬の公園など、素敵なスポットがあちらこちらに。青い海を横目に、爽やかな潮風を感じる憧れの島旅ドライブへと出かけてみませんか。
本土と角島を結ぶ全長1780mの「角島大橋」は、通行無料の橋としては全国屈指の長さを誇ります。爽やかな潮風を感じる海上ドライブの爽快感は格別で、コバルトブルーに輝く海が非日常へと誘ってくれます。その美しいロケーションから、テレビCMやドラマ、映画のロケ地として何度も登場。今では絶景ドライブの聖地として、全国から多くの人が訪れています。
角島大橋の楽しみは、海上ドライブだけではありません。橋の両端には展望公園があり、その美しい姿をカメラに収めることができるのです。本州側には「海士ヶ瀬公園」、角島側には「瀬崎陽の公園」があり、それぞれ展望台が設けられています。フォトジェニックな角島大橋を、ぜひじっくりと眺めてくださいね。
角島を訪れたら、まずは角島北東の岬に広がる「牧崎風の公園」へ。ここは、潮風が吹き抜ける自然公園で、遊歩道も整備されています。海の青と草原の緑のコントラストが美しく、10月下旬~11月中旬には可憐なダルマギクが白と薄紫の彩りを添えてくれます。夏は爽やかな風景が広がり、冬には波が白く泡立ち風に乱れ飛ぶ「波の花」の現象が見られることも。四季折々の景観が、訪れる人をやさしく迎えてくれます。
また「牧崎風の公園」は、角島の成り立ちを感じられる場所でもあります。海岸に見られるゴツゴツした黒い岩肌は「玄武岩」と呼ばれる火山岩で、噴火によって誕生した角島の地質を間近に感じることができます。周辺には牧場があり、のどかに草を食べる牛の姿が見られるのも、奈良時代から放牧が盛んな角島ならではの風景です。
角島の西端に立つ「角島灯台」は、1876(明治9)年に完成した高さ29.62mの灯台です。「日本灯台の父」とも呼ばれるR.H.ブラントンが手がけた御影石造りの洋式灯台で、現役の灯台としては初めて重要文化財に指定。島のシンボルとして、145年以上も一帯を明るく照らしています。
角島で休憩するなら「喫茶オメデトウ」はいかがでしょう。ここは懐石料理店「齋田わ田」が14~16時に業態をカフェに変えて営業するお店で、国産バターや小麦、きび糖などの厳選素材で作るスイーツが評判です。どれも上品なルックスと控えめな甘さが魅力的で、バスク風チーズケーキや季節のタルトなど日替わりで2~3種類がそろいます。
店内の一角では焼き菓子も販売され、4~6種類がそろいます。山口県を代表する酒蔵「東洋美人」の日本酒を用いたパウンドケーキや、美祢市に店を構える「sonoda coffee」のコーヒー豆を贅沢に練り込んだサブレなど、地元素材をフィリングに使う焼き菓子はおみやげにも最適です。上質な空間で、ゆっくりとカフェタイムを味わってくださいね。
角島ドライブの最後に訪れたいのは、古民家をリノベーションした「角島プリン」。山口県産の厳選素材で丁寧に手作し、なめらかプリンや生チョコプリンなど常時4~7種類を販売しています。角島の美しい海を思わせるゼリーを重ねた「角島ブループリン」、生クリームの上にいちごをのせた季節限定の「雲プリン」など、味はもちろん、かわいいルックスにも魅了されます。
帯のテープは、角島大橋の道路をイメージしたデザインで、風景と一緒に撮影すると何ともフォトジェニックです。お店は島外にありますが、角島大橋から車ですぐの好立地。テイクアウトして、コバルトブルーの海に囲まれた角島を眺めながら味わうのもいいですよ。
いかがでしたか? ほかにも角島には、白砂のビーチが続く海水浴場や地元の魚介を使った食事処もあり、立ち寄りたいスポットはまだまだたくさん。茜色に染まる夕暮れ時、角島大橋や角島灯台に明りが灯る夜の風景も、昼とは違った魅力があります。周辺には海を見渡すグッドロケーションの宿も点在するので、1泊してゆっくり過ごしてみてはいかがでしょうか。

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