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緑の中でお茶しながらこだわりの本を見つけて。鎌倉山のサステナブルなブック&カフェ「惣 common」

  • 2022年5月1日
  • ことりっぷ


落ち着いた邸宅街の中に隠れ家的なお店が点在し、散策が楽しい鎌倉の鎌倉山エリア。その一角に、サステナブルな取り組みを行うブック&カフェ「惣 common」はあります。店内にはSDGsを意識してセレクトされた本がズラリ。お茶やスイーツを楽しみながら、緑のテラスで贅沢な読書タイムを過ごすことができます。新緑が気持ちいい鎌倉山さんぽの途中に、ぜひ立ち寄ってみてはいかがですか?
鎌倉山の緑豊かな邸宅街にたたずむ「惣 common」は、2021年6月にオープンしたカフェ併設のブックストア。鎌倉駅、もしくは大船駅から京急バスでアクセスできるほか、天気がよければ江ノ電七里ヶ浜駅から景色を楽しみながら歩いてみるのもおすすめです。
一軒家の外観は、周囲の風景に溶け込んでおり、探していないと見過ごしてしまいそう。目印は、開いた本が描かれた藍色ののれんです。のれんをくぐったその先は、竹林に向かって大きく張り出したウッドデッキ。お店の中へは、このウッドデッキのテラスから入ります。
お店に入ったら、まずは店内をぐるりと歩いてみましょう。「ジェンダー」「環境問題」「食と生物の連鎖」など、書棚ごとにSDGsを意識したテーマの本がセレクトされており、眺めているだけで知的好奇心が刺激されます。
選書を手がけているのは、公共図書館や学校、ホテル、アート書店などのライブラリー制作を行う「BACH」。小説や専門書だけでなく、絵本、写真集、レシピ本、コミックなどもあり、バラエティ豊かな本との出会いが楽しめます。
自分のアンテナに引っかかる書棚があれば立ち止まって、気になる1冊をチョイス。ひとつのテーマはさらに細かいテーマに分類されているので、自分の興味を深掘りしやすいのもうれしいポイント。カフェスペースでお茶しながら、ほしいと思う1冊とじっくり向き合うことができます。
一度購入した本は、読後に本体価格の7割(ポイント付与で8割)で買い取ってもらえます。これは、自宅で眠らせたり捨てられたりする本を減らしたいという思いから生まれたサステナブルな取り組み。店内には、このシステムを使って戻ってきた古書が新品の本と同様に並んでいます。
おもしろい本はもう一度お店に戻してもらい、多くの人と共有する。「惣 common」では、そんな素敵なサイクルが生まれはじめています。
お店のコンセプトは「本を読み、お茶を楽しみながら、コミュニケーションする場」。地元の人はもちろん、鎌倉山を散策する観光客にもゆっくり休んでいってほしいと店主は話します。店内には、四季折々の鎌倉山の景色や見どころが記されたおさんぽマップも用意。「お手軽おさんぽ」「じっくり散策」「ぐるり一周長距離」などのコースがあるので、気になる人はスタッフに尋ねてみて。
新緑が気持ちいい鎌倉山で、お茶やスイーツとともに本を楽しむ贅沢なひととき。ぜひ散策の途中に立ち寄ってみてくださいね。

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