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かわいい豆皿にちょこんと乗せた銘菓やお寿しを楽しむ石川県・金沢城公園内にある和カフェ「豆皿茶屋」

  • 2022年3月30日
  • ことりっぷ


兼六園と並び石川県を代表する名所であり国の史跡「金沢城公園」。加賀百万石前田家の居城を開放している歴史的空間は、広大な敷地ゆえ休憩をしながらめぐるのがおすすめです。休憩スポットは幾つかありますが、なかでも人気は「鶴の丸休憩館」。そこに素敵な和カフェ「豆皿茶屋(まめざらぢゃや)」があります。
石川県の “おいしいもの” が、甘いものなどちょこっとずつ味わえて、お腹の空き具合を考えながら、メニューが選べるのも嬉しいお店です。
鶴の丸休憩館を入り一番奥にある「豆皿茶屋」は、自然素材の竹を仕切りとして、縁台の様な庭見の席、車椅子対応のテーブル席、靴を脱いでくつろげる小上がりの席もあれば、ガラス窓から一番遠い高見の席は一段高く、見通しがきく気持ちの良い席もあります。
竹で作った小屋根と格子は、金沢の名所東茶屋街を連想してデザインされるなど、美しい金沢城公園に馴染むように、できるだけシンプルなデザインを心掛けたという茶屋空間。城を望む北側はすべてガラスの壁というのも、非日常を感じさせます。
店内からは、金沢城内の名所で二の丸御殿へ行く最後の門「橋爪門(はしづめもん)」、櫓と櫓を結ぶ多門櫓(たもんやぐら)で武器倉庫などとして使用されていた「五十間長屋(ごじっけんながや)」が一望できます。公園内の二つの名所は、柱や梁に釘を使用せずに2001年に完了し、明治時代の消失前に見せていた姿を忠実に復元しているといいますよ。
メニューは、石川県・金沢のお菓子やお寿しを豆皿に少しずつ盛付けたお茶のセットが人気です。本日のお菓子とお寿しのうち3品を豆皿で提供する「鶴の丸御膳」1300円、本日のお菓子とお寿しに汁物の6品なら「姫皿御膳」1900円、9品なら「殿皿御膳」2500円です。いずれも、加賀棒茶か金沢珈琲付きで選べます。100円プラスすれば、お抹茶もオーダーできます。
小腹が空いた時におすすめの「ちょこっとプレート」750円~もあり、本日のお菓子・お寿し・季節の上生菓子の3種類から1つ選んで飲み物と一緒に味わえます。
ほかにも、金沢らしく金箔をほどこしたソフトクリームだったり、金箔入り珈琲や加賀の紅茶、ご当地サイダーなどが用意されていますよ。珈琲や紅茶など飲み物だけで利用することもできるので、気軽に訪れてみてくださいね。
料理やお菓子を乗せている豆皿は、すべて九谷焼です。柄はさまざまありますが、おめでたいという意味を持つ吉祥模様もあり、長寿を表す模様の亀甲紋など一つ一つを調べていくと、なかなか面白いデザインだと気づかされます。
旅の思い出に、縁起が良い豆皿を買って帰るのもおすすめです。
また、お持ち帰りのお菓子の販売もあります。もともと石川県内に約10店舗以上のカフェレストランがある「メープルハウス」が展開している和カフェなので、甘いものは地元で不動の人気を誇るほど。焼き菓子など日持ちするお菓子が多いのも嬉しいですね。
金沢城公園内へは、無料で入ることができゆっくり散策ができます。豆皿茶屋でお茶時間を楽しめば、加賀百万石への思いを馳せる旅が満喫できそうです。

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