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福岡・太宰府「竈門神社」で良縁祈願。かわいいお守りやピンク色のアートな建築も話題♪

  • 2021年8月12日
  • ことりっぷ


福岡市から車で40分。太宰府天満宮と同じく、多くの人が訪れる竈門神社。桜のようなピンク色を基調とした社務所や多彩なデザインがそろうお守り、デザイナーズのベンチが置かれる展望舞台など、デザイン性の高い建築で注目を集めています。神社の新たな魅力が感じられる話題の神社へお参りしに行きませんか。
太宰府の中心部から車で10分ほどの場所にそびえる標高829mの宝満山。霊峰として崇められる太宰府のシンボルです。大宰府政庁のあった7世紀後半、太宰府の鬼門にあたる場所に位置することから、鎮護の神としてその山頂に創建されたのが竈門神社です。以来、方除けをはじめ、あらゆる縁を結ぶ良縁の神様として信仰を集めています。宝満山山頂に上宮があり、麓にあるのが本殿のある下宮です。
境内に入るとまず目を引くのが、ピンク色を基調に神社には珍しい丸みを帯びた造りのお守り授与所。2012年、「100年後も愛され続ける建物」をコンセプトに、世界的なインテリアデザイナー片山正通さんが設計、神社建築を数多く手がける建築家の種村強さんにより新築されたものです。周囲の自然を映し出すよう計算されたガラス張りの空間では、四季の表情を感じることができます。
柔らかいカーブを描いたカウンターには、お守りや絵馬がたくさん。お守りのデザインと祈願の内容がひと目でわかるように展示されています。彩り豊かで多彩なデザインがそろうお守りと絵馬は、女性に人気を集めています。
てるてる坊主を模した「てるてる晴れ守り」も人気。心が晴れ晴れとして、穏やかで安心に包まれた毎日を過ごせるよう祈願したお守りです。葉っぱがデザインされたグリーンのほか、オレンジやピンクなど、それぞれ柄が異なる4種があります。
社務所の奥には、太宰府市街が一望できる展望舞台があります。イギリス出身のプロダクトデザイナー、ジャスパーモリソンさんのデザインによるベンチとスツールが置かれ、四季折々の自然を楽しめます。夕刻には、美しい夕陽を眺めることもできます。
さらに、展望舞台には「幸福の木」と呼ばれる木が。この木に恋の願いを書いたこよりを結んで祈れば、恋が成就すると言われています。この神社ならではのピンク色の「縁結びこより」を結んで、祈願しましょう。
社務所の向かいには、檜の流造に銅板葺きが荘厳な本殿が鎮座。主祭神に玉依姫命を祀ることから、魂(玉)と魂を引き寄せる(依)縁結びの神として男女の良縁をはじめ、友人、仕事、自然など、さまざまな良縁に恵まれるといわれています。もみじやシャクナゲなど緑豊かな自然の中に建つ社殿は、平成25年(2013)の1350年大祭の節目に改修され、装い新たになりました。
そのほかにも、生業を守護する御祭神「宇迦御霊神(ウカノミタマノカミ)」を祀る式部稲荷社や、再会や縁結びを祈願してピンク色の「恋守り むすびの糸」を結ぶ「恋守り むすび所」など、パワースポットが点在。オリジナルのおみくじや御朱印帳もあります。
受け継がれてきた長い歴史と今までにないデザイン性を併せ持つ竈門神社。四季折々の自然が息づく境内を散策しながら、多彩な見どころをめぐってみてくださいね。

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