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雨や水辺がよく似合う関東の花の名所5選

  • 2021年6月2日
  • ことりっぷ


日本各地が続々と梅雨に入るこの時季、見頃を迎える花も多くあります。だんだん濃くなる緑やしっとりした空気のなか、雨に濡れた美しさもまた格別ですね。今回は今だからこそ楽しめる関東の花の名所を5つご紹介。花はもちろん、まわりの寺社や水辺、観光名所との競演も楽しめる場所ばかりです。行ってみたい場所のひとつにぜひ加えてくださいね。
常陸利根川に流れ込むかつての運河「前川」沿いにある「水郷潮来(すいごういたこ)あやめ園」は、約500種100万株が咲き誇る名所。あやめはもちろん、昔ながらの手こぎ舟で橋をめぐる「十二橋めぐり」も楽しめます。
「水郷潮来あやめまつり」は6月20日まで。2021年で70回目を迎える歴史あるお祭りで、例年とは異なるあやめ自体を楽しむ内容で開催中です。
寺社めぐりやハイキングも楽しい北鎌倉エリアにある「明月院(めいげついん)」。あじさいの名所が多い鎌倉の中でも、指折りのスポットとして知られています。
境内に2500株ほどあるあじさいは、ほとんどが日本古来の「ヒメアジサイ」という品種。淡い水色から少しずつ深くなっていく青は“明月院ブルー”とも呼ばれる独特の色彩です。両側にあじさいが咲く石の参道(写真)は禅寺の雰囲気にもよく似合いますね。
鎌倉の明月院と並んで“北の鎌倉”とも呼ばれるあじさいの名所、「本土(ほんど)寺」。1277年以来、日蓮宗の名刹として歩んできた松戸市のお寺です。
約1万坪もの広大な境内にはさまざまな草木が植えられ、四季折々の美しさを楽しめすまが、あじさいは約10種類、その数なんと5万本以上。五重塔のまわり(写真)などいたるところに咲き誇ります。宝物殿の近くには菖蒲池もあり、5000株ほどの花菖蒲とあじさいの競演も楽しめます。
70万㎡の森に明治天皇・昭憲皇太后をまつる都会のオアシス「明治神宮」。本社殿の南側、JR原宿駅にほど近いエリアにあるのが「明治神宮御苑」です。
こちらは江戸時代から加藤家・井伊家の下屋敷の庭園だった場所で、武蔵野特有の雑木林の面影を残したつくり。変化に富む地形を小径を歩いて楽しめます。写真の睡蓮は御苑内の「南池」のもの。池のまわりの緑とともに水面に映る幻想的な美しさに心癒やされます。苑内には菖蒲田も。
江戸時代に観光名所として誕生して以来、いくつかの花菖蒲園が繁栄した堀切。最寄りの京成線の駅の名前にもなっています。
現在の「堀切(ほりきり)菖蒲園」は、戦後に唯一復興を果たした菖蒲園「堀切園」の一部が発展したもの。約200種6000株の花菖蒲が咲き誇ります。園内には、庭園を眺めながら食事やお茶ができる「静観亭」があり、近くを流れる綾瀬川やその先の「堀切水辺公園」、荒川など水辺のさんぽも楽しめます。
いかがでしたか? 今回はことりっぷユーザーさんの投稿のなかから、いまの時季に楽しめる関東の花の名所をまとめてご紹介しました。新型コロナウィルスの感染状況により、営業時間の変更や休園になることもございますので、確認をしてからお出かけください。

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