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英国式洋館カフェや老舗ホテルまで♪心がときめくクラシカルな横浜さんぽ

  • 2021年5月30日
  • ことりっぷ


異国の香りが漂う港町・横浜は、古さと新しさが同居する魅力のある街。今でも、数多くのVIPが滞在した歴史のあるホテル、アンティーク家具が美しい英国式洋館、文明開化の香りが漂う老舗の喫茶室などノスタルジックなスポットが点在しています。古き良き時代に思いを馳せながら、クラシカルな横浜のスポットをめぐってみませんか。
文明開化を象徴するガス灯の設置に貢献した高島嘉右衛門家氏の屋敷跡に建てられた「馬車道十番館」。明治の西洋建築様式が再現された赤レンガ造りが目を引くすてきな洋館です。
外国人居留地だった横浜山手に残る白と赤のコントラストが美しい「えの木てい」は、昭和2年に建築され、英国式洋館をカフェとして解放したお店です。
まるで知人の邸宅に招かれたような1階のカフェでは、創業オーナーのレシピを受け継いだケーキや英国風スコーンをはじめ、パティシエ渾身のスイーツが楽しめます。緑が心地よい庭先のテラス席も開放感たっぷりで、のんびりと過ごすのにぴったり。2階のショップでは、ケーキや焼き菓子が購入できますよ。
みなとみらい線元町・中華街駅から歩いて8分ほど。アメリカ人建築家J.H.モーガン設計の「ベーリック・ホール」は、昭和5年にイギリス人貿易商のB.R.ベリック氏の邸宅として建てられた西洋館。約600坪もの敷地に建ち、戦前の現存する山手外国人住宅の中では最大規模だそう。
瓦屋根のある煙突をはじめ、室内のかわいらしい四つ葉型の小窓や白と黒のタイル張りの床など、スパニッシュスタイルの優美で美しい空間にうっとり。
石張の暖炉がある47畳のリビングルームはもちろん、部屋の壁をフレスコ技法で復原したという子息の部屋も見学できるので、当時の暮らしを想像しながら、過ごしてみてはいかがでしょうか。
クラシカルな本館が「横浜市認定歴史的建造物」や「近代化産業遺産」にも認定されている「ホテルニューグランド」。昭和2年の開業から、山下公園前のランドマークとして親しまれているホテルです。
ニューグランドブルーの絨毯が印象的な大階段、多くの賓客を迎えたロビーは当時の雰囲気のまま。クラシカルで品格の漂う空間にアンティークの家具や骨董品が華を添えます。
ベーブ・ルースやチャーリー・チャップリンなど国内外の著名人たちも滞在したこともあるノスタルジックな空間に身を置きながら、当時へと思いをはせてみませんか。
いかがでしたか?今回は、過去に「ことりっぷWEB」で紹介した立ち寄りスポットやホテルの中から、横浜のクラシカルな雰囲気を楽しめる場所をまとめてご紹介しました。情報は、各記事の公開時点のものですので、事前に確認しておでかけしてくださいね。

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