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秩父特産の豚肉味噌漬けがおしゃれなガレットに。「長瀞とガレ」のガレットを片手に長瀞さんぽ

  • 2021年6月1日
  • ことりっぷ


長瀞の奇勝として知られ、国の天然記念物に指定されている岩畳。風光明媚な景色の中を昔ながらの木舟で進む川下りも人気で、多くの観光客が集まります。そのすぐ近くにある「長瀞とガレ」は、秩父名物の豚肉の味噌漬けをおしゃれなガレットで味わえる人気のお店。クレープのように片手で食べられるガレットは、長瀞散策のおともにおすすめです。
秩父鉄道長瀞駅から徒歩5分ほどの商店街の一角にある「長瀞とガレ」は、洗練されたデザインの外観が目を引く小さなガレットスタンド。豚の味噌漬けを製造・販売する「万寿庵」の3代目である井上裕羽也さんが「郷土の味覚を気軽に味わってほしい」と2013年に始めた、テイクアウト用ガレットのお店です。
ご存知のように、ガレットはフランス・ブルターニュ地方発祥の郷土料理ですが、ガレットの語源になっているのがフランス語の「ガレ」(「小石」の意味)という言葉なのだそう。
店名には「岩畳が長瀞の文化を育んだように、この店も小さな『ガレ』として長瀞の新しい文化を育みたい」という井上さんの思いが込められています。
人気メニューは秩父名物の豚肉の味噌漬けをホットドック風のガレットにした「みそ豚ガレドッグ」。作り置きはせず、注文を受けてから作るので、いつでもできたてアツアツを食べることができます。
ちょっと厚めの生地はパリッとした蕎麦粉のガレットとは違い、ふわふわでモチモチの食感。噛むごとに口の中で腸詰めの肉汁がじゅわっと広がり、ガレット生地との相性も抜群です。
「みそ豚ガレドッグ」は、レギュラーサイズと3口サイズのスモール(190円)の2種類。ほかに、みそ豚のロース肉をはさんだ「みそ豚ガレット」も選べます。
ドリンクも秩父のカエデで作ったメイプルサイダーや秩父ビール、川越ビールなど、地元の逸品をラインナップ。「茶豆きな粉のミルクラテ」には希少な埼玉県産茶豆のきな粉が使われていて、きな粉のほのかな甘味とコクが感じられますよ♪
お店に隣接する「万寿庵」は自家製の味噌豚をはじめ、味噌まんじゅうやしゃくしなの漬物など、郷土の味を伝える加工品を豊富に揃える人気のおみやげ屋さんです。
ガレドッグに使用しているみそ豚ソーセージもこちらで購入可能。ガレドックを食べた後に、おみやげや自宅用に味噌漬けを買っていく観光客も多いそうです。ちょっと濃いめの味付けは、おかずにもおつまみにもぴったり。自宅で秩父のソウルフードを味わってみてはいかがですか?

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