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宮城蔵王で訪れたい神秘の絶景・御釜から愛らしいキツネの動物園まで♪ グリーンシーズンおすすめスポット4選

  • 2021年5月1日
  • ことりっぷ


東北の霊峰・蔵王連峰のふもとに位置する宮城県蔵王町。町の面積の半分以上を森林が占める、緑あふれるエリアです。パウダースノーでスキーが楽しめるウィンターシーズンだけでなく、グリーンシーズンにも魅力がいっぱい!自然がつくり出した絶景や、世界的にもめずらしい動物園など、一度は訪れてみたくなる宮城蔵王のスポットをご紹介します。
JR白石蔵王駅からバスで約90分。終点の「蔵王刈山頂」を降りると、そこは蔵王山の山頂周辺。ここから歩いてすぐのところに、火山の噴火でできた火口湖・御釜(おかま)はあります。
別名「五色沼(ごしきぬま)」とも呼ばれる御釜は、季節や時間、日差しによってエメラルドグリーンやコバルトブルーなどに見える湖。例年4月下旬から11月上旬まで、その神秘的な姿を見られます。
御釜を美しく望めるビュースポットは、「展望台」「刈田岳」「馬の背」の3つ。迫りくるような大迫力の絶景を眺めたいなら、御釜との距離が一番近い「馬の背」からがおすすめ。荒涼とした山肌と静かに水を湛える湖とのコントラストに魅了されます。
「展望台」までは遊歩道が整備されていますが、ほかのスポットは砂利や石がある道を歩くので、スニーカーで行きましょう。山の天気は変わりやすいので、雨具や防寒具もお忘れなく。
JR白石駅から車で約20分、蔵王町の隣・白石市の山中にある「宮城蔵王キツネ村」。ここは日本で唯一、キツネとふれあえる動物園です。キタキツネやギンギツネなど6種類・100頭以上のキツネが放し飼いされている世界的にもめずらしい施設で、外国人客も多く訪れています。
「宮城蔵王キツネ村」では、安心してキツネに近づいたりふれあったりできるよう、徹底した管理を行っています。キツネが持つ寄生虫・エキノコックスの対策も万全ですよ。
園内の広場には、あちこちで自由に過ごすキツネたちに出会えます。くるんと丸くなって寝ていたり、仲間たちとじゃれあっていたり…。もふもふとしたキツネのキュートな様子にほっこりします。種類によって、毛の色や柄、表情も違うので、見比べてみるのも楽しいですよ。
JR白石蔵王駅から車で約40分の「みやぎ蔵王えぼしリゾート」。冬はたくさんのスキーヤーでにぎわうゲレンデで、星空イベント「みやぎ蔵王えぼし ナイトゴンドラ空中さんぽ」が開催されます。
日が暮れて星が瞬きはじめたら、ゴンドラに乗り空中さんぽへ出発。頂上に着いたら、レストハウスでガイドから星にまつわる話を聞き、その後いよいよ観察タイムです。
ゴンドラやレストハウスの明かりが一斉に消え、周囲は真っ暗になります。夜空を見上げると、そこにはきらきらと輝く満天の星が。宝石を散りばめたような星空は、思わず息をのむ美しさです。
レジャーシートを持参してゲレンデにごろんと寝そべれば、星空をひとり占めしたような気分を味わえますよ。
宮城と山形を結ぶ山岳道路「蔵王エコーライン」。春は雪の壁、夏は新緑、秋は紅葉と蔵王の自然景観が楽しめる東北有数のドライブコースです。その「蔵王エコーライン」の途中にあるのが、「滝見台(たきみだい)」。蔵王の山中を流れる名瀑を一望できるスポットです。
専用駐車場に車を停めて、1~2分遊歩道を歩くと小さな展望台が現れます。そこから眺められる絶景は、「日本の滝百選」のひとつ三階滝(さんかいたき)、落差53.5m、幅16mと蔵王一の規模を誇る不動滝(ふどうたき)、登山者が安全を祈るため身を清めたといわれる地蔵滝(じぞうたき)の3つの名瀑です。
夏は目に鮮やかな緑の中を、白糸を垂らしたように流れる滝の景色を一望できます。展望台からは距離があるので、双眼鏡を持参するのがおすすめ。太陽の光が逆光にならない午前中に訪れると、より一層きれいに鑑賞できますよ。

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