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テラリウム×図書館!? 神戸の劇場型アクアリウムがリニューアル!

  • 2024年3月21日
  • コロカル
見渡す限り本に埋め尽くされた贅沢な空間が完成!

2021年10月、神戸のウォーターフロントエリアに誕生した複合文化施設〈神戸ポートミュージアム〉。

アクアリウム、フードホール、ブライダルデスクが入る〈神戸ポートミュージアム〉。

アクアリウム、フードホール、ブライダルデスクが入る〈神戸ポートミュージアム〉。

その一部を構成する劇場型アクアリウム〈AQUARIUM×ART atoa〉(以下アトア)が初の大規模リニューアルを実施し、3月8日に〈atoa LAB(アトアラボ)〉をオープンしました。

リニューアルオープンした「atoa LAB」。

リニューアルオープンした「atoa LAB」。

たくさんの本に囲まれた贅沢な空間。

たくさんの本に囲まれた贅沢な空間。

アクアリウムとアートが融合した新感覚の劇場型アクアリウムをコンセプトとした〈アトア〉は、洞窟や宇宙などさまざまなテーマをもとに海の生き物を展示しています。

この度リニューアルしたのは、訪れた人の知的好奇心を刺激する「FOYER 探求の室」ゾーン。

ピラルクやアロワナなど魚たちが泳ぐ水槽はそのままに、「生命の誕生から進化」や「自然美と芸術」といった7つのテーマで構成された書棚が並ぶ空間に全面改装されました。

魚類の進化の軌跡をたどる「系統樹」が床一面に配置されています。

魚類の進化の軌跡をたどる「系統樹」が床一面に配置されています。

来館者自身が気になる書籍を手に取り、興味の扉を開く「能動的な観覧」につながることを願ってつくられたこのゾーンには、多様な生き物の図鑑をはじめ、子どもから大人まで楽しめる絵本や生き物にまつわる小説・写真集など約2500冊の書籍が揃います。

思わぬ本との出合いが生まれるかもしれません。

思わぬ本との出合いが生まれるかもしれません。

書棚の中には、イスや座れるスペースも。こちらはフォトスポットとしても利用できます。

書棚の中には、イスや座れるスペースも。こちらはフォトスポットとしても利用できます。

さらに、生き物の標本や映像、テラリウム展示などを織り交ぜ、アートや芸術的要素も共存する“知的好奇心が刺激されるアートな空間”となっています。

サイネージや照明による演出など、空間そのものをアートとして楽しむ工夫が随所に散りばめられています。

サイネージや照明による演出など、空間そのものをアートとして楽しむ工夫が随所に散りばめられています。

思わず写真を撮りたくなるようなアートもずらり。

思わず写真を撮りたくなるようなアートもずらり。

今後は、展示の解説や研究内容の普及啓発など学術的な内容も盛り込んだ取り組みが実施されるほか、テーマによって配架を変更する「企画・特集」エリアでは、企画展の開催なども予定されていると言います。

ハーバーランドやメリケンパークなど、人気の観光スポットが集まる神戸のベイエリアで、まるで水の中の図書館や博物館を訪れたかのような新鮮で贅沢な時間を味わってみてはいかがでしょうか?

information

AQUARIUM×ART atoa 

住所:兵庫県神戸市中央区新港町7-2

営業時間:10:00〜20:00(最終入場は閉館の60分前まで)

定休日:無休

アクセス:各線「元町駅」から徒歩約15分、各線「三宮駅」から徒歩約18分

入場料:大人(中学生以上)2400円、小学生1400円、幼児(3歳以上)800円、3歳未満無料 ※2024年4月1日に入場料の改定あり。

Web:AQUARIUM×ART atoa 公式ホームページ

*価格はすべて税込です。

writer profile

Mae Kakizaki

柿崎真英

かきざき・まえ●ライター。宮城県仙台市出身。2019年よりフリーランスライターとして、東京を拠点に活動中。月刊誌やニュースサイト編集者としてのバックグラウンドを活かして、Webメディアや雑誌などに寄稿を行う。

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