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月の年金26万6000円・家賃収入あり「自由な時間で孫と遊ぶのが楽しみ」と語る72歳男性の年金生活

  • 2024年4月12日
  • All About

老後の心配事といえば、やはりお金。現役時代にいくら稼ぎ、貯蓄をしておけば安心した暮らしができるのか。All Aboutが実施したアンケート調査から、千葉県在住72歳男性のケースを紹介します。
金融庁の報告書に端を発して話題となった「老後2000万円問題」など、老後の心配事といえばやはりお金ではないでしょうか。もっと出世しておけばよかったと現役時代に後悔を持つ人もいるようです。

現役時代にいくら稼ぎ、貯蓄をしておけば安心した暮らしができるのか。All Aboutが実施したアンケート調査から、千葉県在住72歳男性のケースをご紹介します。

■回答者プロフィール
回答者本人:72歳男性
同居家族構成:本人、妻(64歳)
居住地:千葉県
リタイア前の雇用形態:正社員
リタイア前の年収:1000万円
現在の貯蓄額:預貯金3000万円、リスク資産3000万円
現役時代に加入していた公的年金の種類と加入年数:厚生年金47年

■現在受給している年金額(月額)
老齢基礎年金(国民年金):9万2000円(受給年齢を繰り下げ)
老齢厚生年金(厚生年金):17万4000円
障害基礎年金や障害厚生年金(障害年金):なし
遺族基礎年金や遺族厚生年金(遺族年金):なし
その他(企業年金や個人年金保険など):なし

配偶者の年金や収入:年金12万円(年額)

■「年金額に不満はない」
現在の年金額について満足しているか、の問いに「満足している」と回答した今回の投稿者。

その理由として「貯蓄も有り、家賃収入も有るので。現状の年金の受給額でなんとか暮らしていける額だから、特に不満はない」と語っています。

とはいえ、ひと月の支出「約32万円」を年金だけでは賄うことは難しく、「ほとんどの月で足りない」と回答されています。

■「生活費は年80万円の家賃収入が頼り」
年金で足りない支出については年額「80万円」の家賃収入で補填しているそう。

「臨時に必要なまとまった金額の支払いには、貯蓄から支出して、通常は年金と家賃収入で、なんとか暮らしていける」とのこと。

ただ、昨今のインフレを目の当たりにして「今後の諸物価の高騰」には一抹の不安を感じている様子です。

■「自由時間が増え、孫と遊ぶのが生きがいに」
「現役時代は忙しい仕事だったので時間的余裕がなく、働きづめだった」という投稿者。リタイア後は「家内と海外旅行に出かけることが多くなって、楽しみになっていた」そうですが、新型コロナが蔓延した時期はそれも叶わない状況に。

想定外の事態を経験して、「こんな事なら、現役時代にもっと旅行に出かけていれば良かった」と後悔した過去を振り返ります。

現在は「自由な時間がたっぷり有り、孫たちと毎日遊んで暮らしている」そう。現役時代には得られなかった、ゆとりのある暮らしを謳歌されているようでした。

※カッコ内の回答者コメントは原文ママです
※エピソードは投稿者の当時のものです。現在とはサービスや金額などの情報が異なることがございます
※投稿エピソードのため、内容の正確性を保証するものではございません

あるじゃん 編集部

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