一般的に、家計を点検して、もっともムダが多いのが食費だ。外食費や、デパ地下やスーパーなどでついついお総菜を買ってしまう。その一方で賞味期限切れで捨ててしまうものも多い。節約生活の第一歩が、いかに食費を切りつめるか。そこで、安い食材でやりくりできる献立や、冷蔵庫の残りものでつくれる献立が求められるわけ。
夫婦2人の食費を1カ月1万円以内に抑えるノウハウ、1食100円以内のレシピなど、工夫を凝らした「節約レシピ」が、インターネットのサイトなどでさかんに紹介されている。買い物は週1回、まとめて安く購入して、大量調理して、冷凍しておくといったテクニックも公開されているほか、掲示板で情報交換が行われている。キャベツの芯や出汁をとった残りの昆布、残りものの野菜を活用した「エコクッキング」のレシピも注目のまと。工夫次第で食費を月3〜5万円浮かした成功報告もある。