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「廃棄物・リサイクルガバナンス」 とは

読み:
はいきぶつ・りさいくるがばなんす
英名:
Waste and Recycle Governance

廃棄物の排出企業による廃棄物処理やリサイクルなどに関する自主的なガバナンス(統治)のこと。香川県の豊島や青森・岩手県境などで大規模な不法投棄事件が相次ぎ、深刻な社会問題となった。これを受けて経済産業省の産業構造審議会は2004年に「排出事業者のための廃棄物・リサイクルガバナンスガイドライン」を策定した。同ガイドラインは、1) 経営者自らが責任を持って取り組みに参画するなど社内体制の構築、2) 関連会社や販売会社など幅広い関係事業者を含めた体制づくり、3) 自社の取組状況に関する情報を顧客や消費者、株主などへ発信、共有――などを主な内容としている。

企業への同ガイドラインの浸透を図るため、産業環境管理協会が廃棄物・リサイクルガバナンスの登録・支援を行う事業を実施している。企業の取り組みに応じて、廃棄物・リサイクル管理の1) 構築支援、2) 登録、3) 評価の3段階で支援を行う内容だ。まず構築支援については、セミナーの開催やコンサルティングなどを実施。また、登録については自己宣言を行った企業に対して登録証を発行する。さらに、登録した企業に対して第三者機関が評価・表彰を行う。

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