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「景観の日」 とは

読み:
けいかんのひ

毎年6月1日は景観の日である。2005年6月1日、その前年に公布された景観法が全面施行された。これにあわせて、良好な景観の形成を国民運動として展開していくための「日本の景観を良くする国民大会」が開催された。同大会では、毎年6月1日を景観の日とすることを提唱する決議がなされ、2006年4月に、景観法の基本理念の普及、良好な景観形成に関する国民の意識啓発などを目的として、6月1日を「景観の日」とした。景観の日を中心として、「美しいまちなみ賞」の表彰など、各種の普及啓発活動が行われている。景観法は、都市化の進展や地方の過疎化などにより、日本の美しい景観が失われることを防ぐため、都市や農山漁村などの景観の形成を促すことを目的として制定された、日本初の景観に関する総合的な法律である。具体的には、景観計画の策定や景観整備機構などの規制や地方自治体などへの支援措置が定められている。同法の制定にあわせて、都市における緑化や緑地の保全・創出のための法令が改正され、新たに「都市緑地法」となった。また、屋外広告物法や建築基準法などの関連法令も改正された。これらを総称して「景観緑3法」と呼ぶ。一方、毎年10月4日は「都市景観の日」である。これは、都市景観に対する国民の意識啓発を目的として1990年に定められたものだ。

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