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海野和男のデジタル昆虫記

Next Generationの作者 佐藤匠馬

Next Generationの作者 佐藤匠馬
2023年08月23日

佐藤匠馬  長野県長野市出身。現信州大学経法学部応用経済学科4年。 大学時代に森林や昆虫の研究をしていた父の影響を受け、捕虫網を片手に信州の野山を駆け回る幼少期を送る。中学生頃から撮影に転向し、昆虫だけでなく、風景、野鳥、植物、哺乳類など自然界のあらゆる物を被写体とする。現在はSNSで撮影した作品を紹介する傍ら、長野県白馬村でネイチャーガイドのアルバイトをしている。 第6回生きもの写真リトルリーグ大賞受賞。

梅雨に姿を見せるシジミチョウの仲間はゼフィルスと呼ばれ、日本では25種類が確認されている。その一種、ジョウザンミドリシジミは長野県で最も簡単に見ることのできるゼフィルスだ。雄は主に午前中、縄張りを主張するために見晴らしの良い場所に姿を見せるが、雌は下草でじっとしていることが多く、私たちの目に触れる機会も少ない。そんな異なる生活を送る雌雄が出会う貴重なシーンに立ち会うことができた。

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