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海野和男のデジタル昆虫記

蝶が来る庭: バタフライガーデンのすすめ

蝶が来る庭: バタフライガーデンのすすめ
2021年04月06日

蝶が来る庭: バタフライガーデンのすすめの見本が刷り上がってきました。やく100種の花と120種の蝶とハナバチなどの写真が入っています。卵、幼虫、蛹の写真もかなり載せていて、蝶や花の図鑑としても役にたつと思います。(帯の200種の花と130種の蝶というのは索引に載っている植物名と蝶の種類名で、ちょっとオーバーな表現です。帯の文はぼくが作ったものではなく、チェックが行き届きませんでした。申し訳ありません。)
この本はバタフライガーデンを各地に作って頂きたいとの思いで作った本です。ぼくの庭での経験を元にどんな花を植えれば効果的かを書いたもので、チョウの来る花の図鑑形式になっています。花の集客力も評価しています。
ぼくの庭は長野県小諸市の標高750m付近にあります。庭ではおよそ90種のチョウを確認しています。その中には花には来ないチョウも含まれます。長野県や東北地方の自然が豊かな地域にお住まいで広い敷地をお持ちの方は、チョウの好む花を植えればぼくと同じようにたくさんの種類のチョウがやって来ることと思います。
けれどそんなに自然が豊かでない場所でもかなりの種類のチョウがやってきます。都会の住宅地やベランダでは花を植える以外にチョウの幼虫が食べる食草を植えるのが良いでしょう。沖縄のバタフライガーデンや日本の里山の花で作るバタフライガーデンについても触れています。
20年以上前に花と蝶を楽しむバタフライガーデン入門という本を出版しましたが、今は絶版になっています。その本はチョウに重きを置いた本で、マニア向けのモノクロページの多い実用書でしたが、今回の本は勿論オールカラー。どのページも花にチョウが来ている写真が満載で、眺めるだけでも十分満足できるのではと思います。ぼくが当時より園芸植物に興味があることもあり、主に園芸好きの方々に向けた本になっています。皆でチョウの好きな花を植えて、チョウたちを呼んでみませんか。

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