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海野和男のデジタル昆虫記

困り者のオオブタクサとアレチウリ

困り者のオオブタクサとアレチウリ
2020年09月02日

 今回は庭での撮影ではなく、美術館からの帰路、道ばたで撮影。
小諸で困り者の植物はオオブタクサ(上)とアレチウリ(下)。最近以前より増えている。いずれも外来植物である。外来植物で生態系に問題とされる特定外来植物のオオキンケイギクなどは可愛いもので。アレチウリは特定外来植物だがオオブタクサは指定されていない。この2種こそターゲットにするべき植物だ。両方とも草地や林縁を覆い尽くす。アレチウリで覆われた植物は日照不足で枯れてしまう。オオブタクサが小さな草地に入れば同じことで、アサマッジミにのいる小さな草地に入り込んでいて、これは大変だと思った。
これらの植物に入り込まれたら大変だ。美術館との行き帰りに至るところに群生している。小諸市にはこの2種の植物をターゲットにしてもらいたい。草刈りをしていても、とても追いつかない。オオブタクサの場合は、オオブタクサを刈ると、地表に陽があたり、たくさんのタネが発芽する。今、2m以上に育っているのは夏の草刈りをしなかったところで、7月はじめか中旬に草あを刈った所では1m50cm程度だが花を咲かせている。今、種ができる前に除去するのが最適だ。宿根草ではないので、今は刈り時だと思う。来年6月頃にもっと前の種が芽生え、たくさんオオブタクサが出るが、これは手で引っ張っただけで簡単に抜けるので、気がつきしだい抜くことを小諸市民にお願いするか、市で抜き取るのがよい。この時刈っても元の木阿弥になる。ぼくの庭では気がついた時に抜いているので、3年目には、ほとんどなくなった。種が飛んできそうな株を近所で見かければそれも抜くことにしている。
アレチウリの駆除方法はやったことがないのでわからない。実は今日、近所で、写真のようには、はびこっていないアレチウリを見つけた。そこで引っ張ってみたら、以外に簡単に抜けた。写真のようにはびこってしまったら、どうしたら良いだろうか。アレチウリは手に刺さる毛が無数にあるので、素手で触ってはいけない。薄いズボンなどでもチクチクするから注意したい。
第37回全国都市緑化ひろしまフェアの世羅会場でのシンポで基調講演をします。オンラインでも見られるようです19日です申し込みは9月4日まで

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