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海野和男のデジタル昆虫記

ぼくが写真を撮り続ける理由

ぼくが写真を撮り続ける理由
2017年12月23日

写真で伝えたいこと第5回、「小諸の自然の素晴らしさを子供たちに伝える」が公開されました。
その中でも述べているのだが、子供の本作りに携わる写真家として、最も嬉しいのは、ぼくの本を読んだ子どもたちが大きくなって、自然や昆虫、写真が好きになり、自然が、ぼくらにとって必須のものだと考えるようになったり、その結果、自然写真家や生物学者になる人が出てくることだ。
子供の本を初めて出したのは40年も前のことだが、2000年から2010年頃に特に出版点数が多いと思う。虫の本を読むのは小学生、特に3〜4年生で、9〜10才ぐらいが多いのだと思う。その子どもたちは今では16才から26才ぐらいになっている。
最近は「子どもの頃にぼくの本を読みました」という写真を志す若者や昆虫学者を目指す若者に出会うこともしばしばで、写真を撮って、子供の本を作っていて良かったなとつくづく思う。
写真を撮るのは楽しいが、本作りや原稿を書くのも楽しい。それは伝えたいことがあるからで、そんな思いを写真や文に託すことができるのは幸せである。
もっと若い頃は写真を撮りたい、本を作りたいという気持ちだけが先走って、自分の思いを伝える本は作れなかったような気もする。
 今日もマレーシアで写真を撮っている。写真はハナカマキリ。

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