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海野和男のデジタル昆虫記

時がたつのは速い 小諸に来て27年 ミヤマカラスアゲハ Papilio maackii

時がたつのは速い 小諸に来て27年 ミヤマカラスアゲハ Papilio maackii
2016年08月01日

 はや、8月。小諸に来たのは1990年春だから、今年は27年目の8月を迎えている。とは言っても東京と行ったり来たり。このところ年間100日いられればよいほうだ。
 例年8月は東京でイベントや会なども多く、東京に1~2日づつ数回は戻っていた。ところが今年は戻らないかもしれない。写真展のパーティーなども多いのだが、ことごとく小諸の写真展のイベント、生きもの写真リトルリーグのイベント,前から約束のあった来客などがある日と重なる。というわけで失礼せざるをえない。11日の田淵行男賞授賞式の日は安曇野で、そのまま東京に戻る予定にはなっているが、その日は東京では用事がなく、2日後には小諸に戻らなければならないから、どうしようかと思案する。もしかしたら、はじめて8月を丸々小諸で過ごすことになるかもしれない。
 小諸にいると、撮影と自炊で1日がくれる。いつも行く場所はさほどかわらない。気楽ではある。東京にいれば自炊はしないが、撮影の代わりに毎日デスクワーク。撮影とデスクワークの違いはあるが、ややルーティン化しているから、小諸にいるのと、さほど変わりないのかもしれない。淡々と月日が過ぎていく。
 それはそれでいいのかもしれないが、残された時間はあまり無いから、まだまだ見たいもの、行きたいところが多く、本人はまだまだ時間があると思っているのだが、実は人間の寿命を考えれば、小諸に来てから過ぎ去った日より短いことはまず確かである。
 ここ数年、機材の進歩が著しく,特に動画関係は夢のような時代である。数日前も改造したTG-Trackerでカブト虫を撮影していたら,時間のたつのも忘れてしまう。アクションカムで4Kが撮れたり,スローが撮れる時代だ。ただ、自分の感性や体力が40代のころとは違うことを痛感するこの頃だ。今日の写真はEM-1にSB910のストロボで撮影したミヤマカラスアゲハの飛翔.ちょっといつもの写真と違う気がする。

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