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海野和男のデジタル昆虫記

ヒガンバナにナガサキアゲハ

ヒガンバナにナガサキアゲハ
2015年09月30日

 ヒガンバナに黒いアゲハはよく似合うと書いていたのは、もう40年も前のことだろうか。
毎年、房総にモンキアゲハとヒガンバナを撮りに行っていた。最近も、数年に一度は房総にヒガンバナと黒いアゲハの写真を撮りに行っている。はじめて関東でナガサキアゲハをみたのは2001年の9月30日、館山でののことだった。その時のコメントや写真は、その日の小諸日記にある。
 それが今では関東一円でよく見られるチョウになったのだから驚いてしまう。一昨日に、埼玉県の岩槻から嵐山あたりを、ナガサキアゲハを探しにまわった。ヒガンバナは今年はもう遅く、あまり成果はなかったが、それでもナガサキアゲハは蓮田と嵐山で見ることができた。上は蓮田で見たオス。下は嵐山で見たメス。このメスは後翅の白紋の発達がとても弱い.こちらの方が珍しいが、やはり白い紋が大きいのが綺麗だ。ナガサキアゲハの飛翔のハイスピード動画も撮影したのでみて欲しい。

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