昨日はヒメシロチョウのいなくなったため池の草地の話を書いたが、まだ小諸では絶滅危惧種のヒメシロチョウが健在な場所もある。
田んぼの土手で、草刈りが緩い場所でツルフジバカマがある土手の草地ではヒメシロチョウが飛び交っている。とはいえ、田んぼの土手も徹底的に草刈りが行われることもあるから油断はできない。現実にヒメシロチョウが消えてしまった土手も多いし、ミヤマシジミにいたっては風前の灯火である。
チョウにとって心地よい環境は人にとっても心地よいとぼくは思う。ススキ原はきらいだが、適度に背の低い草が茂った草地はぼくには心地よい場所に思える。ただどうやったら心地よい草地が残せるかは難しい問題だ。草刈りの時期が最も重要であることは間違いないが、チョウによって、どの時期の草刈りが影響を最小限にとどめるのかは違うからだ。
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