昨日も小諸は雨が降ったり止んだり。昼頃に御牧のフィールドをまわってみた。
前から気にかけているため池に行ってみた。入り口の部分はあまり草が刈られていなくてヒメシロチョウの食草のツルフジバカマもあった。けれどヒメシロチョウは1匹も見られなかった。
ヒメシロチョウは以前はとても多く、特に、草刈りの手がゆるんでいた2003年から2012年の10年間は増える一方であった。この時期に行けば、まず20匹以上のヒメシロチョウを見ることができたのだ。
このため池では以前から草刈りは定期的に行われているのだが、2012年、2013年にヒメシロチョウの卵や幼虫の多い7月20日頃に徹底的な草刈りが行われ、その後はヒメシロチョウの姿はほとんど消えてしまった。草地では一度失われた環境は取り戻すのが難しい。やがて強いススキなどだけが残る草原に変わっていってしまうのではないかと心配である。
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