とまっているチョウを見つけた時は近づいて撮影するのだが、実際どのようにして近づいているかをEXIF情報から見てみた。左上は1枚目の写真15:35:28の撮影2枚目はもうすこし近寄って15:35:32、3枚目はさらに1歩出て撮影(15:35:36)。単写で1枚ずつの撮影だが3枚目は2枚撮影している。もう一歩前に出て撮影(15:36:16)。
無意識に近づいているのだが、1枚目と2枚目は4秒間、2枚目と3枚目も4秒間間隔が空いている。ところが最後の写真は44秒間隔が空いている。つまりそーっと、ゆっくり近づいたのがデータから分かる。そして4枚目の写真は3枚撮影、さらにちょっと引いて2枚と計5枚撮影している。
写真はニコン1V2にFT1アダプター、40mmマイクロでの撮影。ベニシロチョウで葉の上に翅を半開にしているが、この時は吸水と違って逃げられやすいと思う、撮影は迅速に、まず証拠写真、そしてさらに近づいてシャッターを押すのが重要。いきなり4枚目まで近づくと逃げられることもあるだろう。いくらでも撮れるシーンはいきなり近づく,チャンスが少ないものはこの方法で撮る。それにしてもAFが進化したので、昔と比べればピントも正確で撮影はずいぶん楽だ。
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