マレーシアでは,車が通れる林道というのはそう多くはない感じがする。伐採道路などは,大型の四輪駆動のトラック以外は通れそうもない。昨年見つけたこの道路は、四駆なら問題なく走れたので,今回も入ってみた。
何処まで続いているか分からないが10kmばかり入った。ところが雨で,赤土の道路はものすごく滑る。この写真を撮ったあたりはたいしたことがなく、奥へ入るとさらにひどくなる。車のタイヤの溝が泥で埋まるので、滑ること滑ること、歩くより遅い速度でも下りはとても怖かった。必死で抜け出したので,車の走りをビデオで撮ろうと思ったが,その余裕はなかった。雨の時は入るべきではないと肝に命じよう。
今回借りた車はヒュンダイのサンタフェ。保険込みで1日1万円ぐらいだ。ジーゼルだが,とてもパワフル。林道ではこのパワーが逆に怖い。タイヤがオンロードでなければかなりの走破性がありそうで、フルタイム四駆だが,デフロックが付いている。ぼくが乗っているジープのパトリオットよりは強そうだ。3列シートのかなり大型の四駆だが、視界がとてもよく、大きさを感じさせないので,高速もラフロードも運転は楽だ。韓国のSUVもついにここまできたかと思わす走りと作りだ。
マレーシアはともかく運転が楽だ。ペナンの道路の渋滞にはへきへきするが、郊外出れば道は良いし、車間距離が短い以外はマナーも良いから、日本より疲れない。今回、はじめてカーナビを使った。バタフライファームのジョセフから携帯用のを借りたのだが、何とサンタフェにもついていた。けれど,操作が難しく、ジョセフから借りた小型のものがすこぶる具合が良かった。ただし、地図ソフトは日本の方が遙かに優れている。
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