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海野和男のデジタル昆虫記

同じ草刈りでも

同じ草刈りでも
2012年07月28日

 昨日は気分直しに高ボッチ高原に出かけた。
 草刈りをしていた。帰化植物除去のためらしい。アザミなどチョウの吸蜜源となる在来の植物は全て残されている。こうした草刈りなら、良好な草原が保たれるというわけだ。入り込んだ単子葉植物などを除去していた。
帰りにその場所を見ると,ヒョウモン類がたくさんアザミの花にきていた。
絶滅危惧種のヒメヒカゲはスゲ類を食べるから,間違えて食草が除去されることもあるだろうが、そこは、それほどスゲ類が多い場所ではなかったし、産卵のピークはこれからだから,今刈ることは,ヒメヒカゲに痛手にならないのだろう。貴重な生き物が暮らす草原では草刈りの時期も大切だ。
 ここは保護地区だが、そうでない場所でも環境の良い草地は,同じように選別して刈るべきだ。
8月7日(火)〜9月25日(火)NHKのEテレと総合の趣味Do楽で「達人が教えるデジタルカメラ」が放映される。メインは大西みつぐさんで、ぼくは8月21日の第3回で昆虫写真をやる。 そのテキスト.は今日発売。
 ヒメヒカゲの高速度ビデオを動画一覧にアップしました

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