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海野和男のデジタル昆虫記

ナミヒョウモン

ナミヒョウモン
2012年07月15日


 ナミがつくから普通種かと言えば,結構少ない。小諸ではため池で発生しているが,現在では確実に見られるのは1カ所のみだ。今年はとても少なく。2匹だけ見た。このような人家近くの草地に生息するチョウは草地の管理によっても増えたり減ったりする。
 以前このチョウの多かったオオルリシジミのいる池ではどういうわけか、ナミヒョウモンは減ってきている。これは恐らく早春の野焼きが原因かもしれない。オオルリシジミにとって良い草地管理が、他のチョウにとって良いとは限らない。
 草地を良好に保つの管理というのは非常に難しい。この池の場合は、2000年頃は非常に良好な管理がなされていた。当時の管理方法に戻せばよいのだが、そこを管理していたその当時の方が,別に何も考えずにやっていた結果が良いということで、恐らくいつ草刈りをしたかの記録はないだろう。
 このチョウのいる池の土手は今年は極めてウラギンスジヒョウモンが多い、こんなことは初めてだ。ヒメシロチョウやヒメシジミなどの貴重な種類がこの池の住人だ。
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