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海野和男のデジタル昆虫記

エゾヨツメ

エゾヨツメ
2011年04月22日

特集ページに「ハワイ昆虫記」をアップしました。
 改造マクロズームを使って、エゾヨツメの肖像撮影をした。触角が細いクシヒゲ状、メスである。
 エゾヨツメはヤママユガの仲間であるが、さすが春一番に出てくる舞姫である。なかなか良い顔をしているではないか。
 顔の下に口のようなパルピが見えるが,残念ながら口吻は退化していて、蜜は吸えないのだろう。エゾヨツメは小諸ではこれから連休頃にかけてが最盛期。毎年灯りにおびき寄せられて,何匹かが飛来する。
エゾヨツメは翅を閉じてとまる。ヤママユの仲間では異例だ。そして触ると翅を開いて目玉模様を見せる。写真をクリックすると目玉模様のアップが出る。
 今までに一度だけ2月に飛来したことがある。コレにはびっくりしたが、それは記録的なことだっただろう。蛹で冬を越すから、早く目覚めるということもたまにはあるのだろう。

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