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海野和男のデジタル昆虫記

今、使うカメラ

今、使うカメラ
2011年04月05日

 昨年秋から今までに、たくさんのカメラが発売された。その中で特に気にいっているものがいくつかある。今、メインに使っているカメラを並べてみた。ついでに20年前の旅行の時のカメラシステムを並べてみた。
 気に入っているカメラは、一眼レフならニコンD7000、小型で高感度に強く、タイムラグなどの点で動きのある被写体には一番のカメラだ。確実に撮りたい被写体を撮影する場合にはこのカメラを使う。気に入っているレンズは85mmマクロレンズと10.5mm魚眼、ケンコーの1.4倍テレコンだ。オリンパスのE-5も、過酷な環境での使用には良い。
 コンパクトはリコーのCX5、発売直後は、あまり使う気にならなかったが、使ってみるとなかなか良いカメラであることに気づく、地味だが、持ち歩きに便利だ。来年に子供向けのデジカメ本の規格が進行中だから、もっと使いこなしたいと思う。1年前のカメラだがカシオのEX-FH150はパスト連写ができる最も簡便なカメラとして現在も使用中だ。F1ぐらいの高性能の新機種が待たれるのだが・・・。オリンパスのXZ1やニコンのP300などの高級機は良いが、GXRやGX200、GRデジタルあたりでも十分だ。
 マイクロフォーサーズはオリンパスのE-PL1sだ。E-PL2も使うが、見た目のシンプルさなどでデザインはこちらの方が好きだ。好きなレンズは改造マクロズーム、9-18mm。発売が遅れている14―42用のワイコンと魚眼コンバーターが楽しみだ。
 動画を本格的に撮るなら、現行機種ではパナソニックのGH2をおいてはないと思う。このカメラはスチールカメラと言うよりプロが使えるビデオカメラだ。レンズは14―140が動画撮影には最適。オリンパスの9―18も共通マウントだからよい。写真では今のところ3Dオンリーである。ぼくのテーマの一つである3Dレンズがあることもこのカメラを使う一つの理由だ。
 そして昆虫写真にはストロボも重要であるが、内蔵ストロボの性能がよいから、外付けはニコンのマクロフラッシュとパナソニックの小型ストロボで基本十分。
 こうしてみると、ぼくは小型でそこそこの高性能の物が好きなのだなと思う。もっと高性能の機種やレンズを持っていても、それは、それが必要となった場面でのみ使うというスタンスなのだ。
 ここに並べたカメラやレンズをを全て持っても20年前の最小限必要な機材の重量と比べれば重量は1/3以下ぐらいか。下の写真は20年ぐらい前の海外取材時のカメラ装備の一例。
 この中で、今でも使いたい思うレンズはニコンのTC-14Aという1.4倍テレコン。これが今のカメラでちゃんと露出が表示できればよいのだが、結局はニコンの汎用テレコンがなくなってからはケンコーテレコンを使わざるを得ないのだ。大きな白いカメラはキャノンのLX-1というHi8のビデオカメラ。レンズ交換ができるビデオカメラの民生用最高級機だった。当時は画質を優先するには中判が必須だったからペンタックスの645もメインカメラであった。

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