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海野和男のデジタル昆虫記

高倍率マクロ2

高倍率マクロ2
2007年11月18日


 さて次のページのマクロレンズの種類だが、一番上がニコンの28-80というニコンのレンズの中で最も低価格だったフイルム用のAFズームの前玉はずしマクロにケンコーの3倍テレコンを併用。絞りはF22。真ん中はMP65マクロの最大倍率最小絞りのF16。下はZUIKOデジタル14-42を逆さ付けに改造したマクロズームにEC14という1.4倍テレコンを使ったもの。絞りはf22.
 改造ズームは絞りは22以上使えるが22までにしないとかえって画質が悪くなることもわかった。MP65はF16までしかないが、実絞りではもっと絞り込んでいるのだと思う。
 さて。さほど差はないのではないかとぼくは思う。今までMP65が優れていると思いこんでいたのはどうやら、絞りを絞りすぎていた。ストロボでも手ぶれしていた。内蔵ストロボで手軽にしか使ったことがなかったせいかなとも思う。
 さてこのページの写真は写真の一部を約1000pix角で切りとったものだ。この写真はほんの少しアンシャープをかけている。左上がニコン、右上がキヤノンMP65、左下がオリンパス。右下はオリンパスで1.4倍テレコンのかわりに2倍テレコンを使ったもの。これだと35mm換算10倍以上という極めて高倍率なレンズになる。ただし、ここまで倍率を上げるとちょっと画質的に厳しそうだ。ピントはいずれも卵の中心の窪みに合わせた。こうしてみると、改造ズームの方がむしろシャープのような気もする。
 値段はと言えばMP65が10万程度だろうか。ニコンのズームは新品があれば1万円程度3倍テレコンは2万円以上する。オリンパスのズームは単体で買えば実売2万円以上するが、レンズセットのレンズだから、中古で出ていればとても安い。1.4倍テレコンは実売4万円以上と高価。改造はリスクが大きいのでレンズが余っている人のみが行うのがよいかなと思う。

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