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海野和男のデジタル昆虫記

オオフトヒゲクサカゲロウ

オオフトヒゲクサカゲロウ
2007年09月01日

 見慣れないクサカゲロウをアトリエで見つけた。美しい黄色で、目は紺色に輝いている。何より驚いたのはその大きさ。前翅長が3cmほどもある。
 ネットで調べたら、千葉大のページにクサカゲロウの図鑑を見つけた。そこに載っている種類だとすればオオフトヒゲクサカゲロウが一番近そうだ。卵や幼虫は載っていなかったので珍しいものかもしれない。アブラムシを入れた容器に入れてみたが卵を産むだろうか?
 それにしてもすごい時代だ。クサカゲロウの図鑑ページがあるなんて全く知らなかったから驚いた。しかも写真はよく写っている。デジカメ時代になって、誰でもが写真で記録を残せる時代になった。
 ぼくが写真をはじめた頃は、昆虫写真家はちゃんとピント良く虫を写せればプロだった。それがただ写っているだけではという時代になって20年ほど経つのだろうか。そんな時代もそろそろ終わる気配。最近のデジカメとインターネットの進歩はプロのあり方も変えようとしているような気がする。

A strange lacewing was found in the atelier. In beautiful yellow、 eyes sparkle to the navy blue. I was surprised it's size(forewing-lengths is over 3cm). The website of the lacewing was found to the page of Chiba University when examining it with the internet. If it is a kind recorded there、 Italochrysa nigrovenosa seems to be nearest. Because neither the egg nor the larva were recorded、 it might be the unusual one. I put it in the container where the Aphid in.
However、 it is a wonderful age. I was surprised there was a picture page of the lacewing on the website. Moreover、 the photographs at that page are quite nice.It became an age when everyone was able to make a good photograph of small insect using the digital camera.


◎SSPでは9月8日、カメラが捉えた日本の自然を開催。今森光彦、海野和男、中村征夫、竹内敏信、湊和雄が出演予定。お申し込みは上記サイトからFAXかメールで。SSP30周年のイベントです。まだ余裕があるとのことです。このような機会は滅多にありません。是非ご参加下さい。

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