11月はペルーの山奥へ行って、本当に夢のような日々を過ごした。長靴で足がひどくかぶれたけれど、不思議と体調は万全で、文明のない場所での自然は人を元気にして くれるのだなとうれしかった。
ぼくの行った場所はアンデスを越えてアマゾンに下ったところだ。昔、早大の探検部の学生が殺された場所にも近い。けれど今はそんな心配はないという。
見た目には結構大きな木もあり、今まで行った南米でも一番よく自然が残っている場所に見える。けれどよく見れば太い木は極めて少ない。ジャングルの大きな木を選んで伐採しているようだ。それで虫はとてつもなくたくさんいるのだが、大型の鳥や獣に出会うことはなかった。それと、現地ではいまだに狩りが盛んで、大型動物はどんどん狩りつくされてしまったのかしれない。
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