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海野和男のデジタル昆虫記

ギフチョウの食草カンアオイを魚眼ズームで撮影

ギフチョウの食草カンアオイを魚眼ズームで撮影
2006年04月10日

 ギフチョウの食草カンアオイには様々な種類がある。地域によってギフチョウに好まれる種が決まっている場合が多い。そんな中でヒメカンアオイは広範囲の地域で食草となっていると思う。昨年、富山でもヒメカンアオイに卵が付いていた。35年以上前に、ぼくが初めて産卵の写真を岐阜で撮影したときも、やはりヒメカンアオイだった。
 常緑だが、卵はその年新しくでたばかりの小さな葉に産み付けられる。出た葉はあっという間に大きくなる。産卵にはまだ開いていないぐらいの小さな葉が選ばれる。今回は、昨日もまだメスが少なく、今日は天気が悪いので産卵のビデオ撮影は残念ながらできなかった。
 先日から、雑誌社から借りているIstDs2に10〜17mm魚眼ズームを使った。このレンズは標準ズームの前玉を変えたような構造で、極めて小型軽量だ。画質が特によいレンスではないが、改造レンズのような工夫と、低価格、気楽に魚眼が楽しめるのがよい。
 F6.7で10mm、12mm、14mm、17mmでカンアオイの花を、最短撮影距離から撮ってみた。

◎ビデオで贈る海野和男の昆虫教室。第32回はギフチョウの話。まだまだ続きます。

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