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海野和男のデジタル昆虫記

ヒラアシキバチの死

ヒラアシキバチの死
2004年11月04日

大きなキバチがカエデの木に産卵管をさしたまま死んでいた。しかも同じ木に3匹もだ。
 多分、産卵中に樹液がかたまって産卵管が抜けなくなったのだと思うが、普通にそういうことが怒るのだろうかと不思議に思った。キバチではないが木に産卵管だけ残したハチの死骸を前にも見たことがある。
 ところでこの3cm近くもある大型のキバチはハチに擬態しているようだ。生きているところを見たかったなと思った。
 このキバチの名前を最初ヒラアシキバチと書くつもりでヒラクチハバチと書いてしまいました。読者の方からメールを頂き、直しました。またその方のメールによれば、キバチは、産卵中に産卵管を挿入したまま死亡するのは珍しいことでなく、古くから(恐らく少なくとも江戸後期)「独脚蜂」と呼ばれていました。これは、産卵管1本のみでぶらさがっている(死亡して)状態をよく捉えた呼称です。とのことです。ご指摘ありがとうございました。
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◎海野が副会長をしている日本自然科学写真協会では、2005 SSP大賞を一般公募していまう。入賞作品は2005年度にフジフォトサロンなど全国で展開される第26回SSP展に展示し、協会発行の写真展図録に掲載されます。どうぞ、ふるってご募ください。
 詳しくは、こちらをご覧ください。

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