大きなキバチがカエデの木に産卵管をさしたまま死んでいた。しかも同じ木に3匹もだ。
多分、産卵中に樹液がかたまって産卵管が抜けなくなったのだと思うが、普通にそういうことが怒るのだろうかと不思議に思った。キバチではないが木に産卵管だけ残したハチの死骸を前にも見たことがある。
ところでこの3cm近くもある大型のキバチはハチに擬態しているようだ。生きているところを見たかったなと思った。
このキバチの名前を最初ヒラアシキバチと書くつもりでヒラクチハバチと書いてしまいました。読者の方からメールを頂き、直しました。またその方のメールによれば、キバチは、産卵中に産卵管を挿入したまま死亡するのは珍しいことでなく、古くから(恐らく少なくとも江戸後期)「独脚蜂」と呼ばれていました。これは、産卵管1本のみでぶらさがっている(死亡して)状態をよく捉えた呼称です。とのことです。ご指摘ありがとうございました。
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