秋が深まってくるとゴミグモの巣を多く目にするようになる。まだ5ミリほどの幼体で、このまま越冬し、初夏に成体となる。今は冬を前に栄養を蓄えなければならない時期なのだ。
ゴミグモは巣にかかったゴミ、食べ残した獲物、自らの脱皮殻などを巣の中央に集めて、その中に潜んでいる。この写真でも、糸の巣の中央付近に下向きにとまっているが結構わかりにくいと思う。集められたゴミの大部分は虫の死骸。このクモが生きてきた履歴を見ているかのようである。
◎月刊誌10月号
・デジタルphoto専科 「自然のワンダーランド」4ページの連載です。今月は「道端の小さな秋」
・デジタルカメラマガジン 旬を撮る 今月は小諸のコスモス
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