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海野和男のデジタル昆虫記

PotoEXPO 気になるレンズ

PotoEXPO 気になるレンズ
2003年03月15日

せっかくフォトEXPO2003に来たのだからと、各社のブースを見て回った。レンズ交換式の一眼レフタイプのデジカメによいなと、興味を持ったレンズもいくつかあった。
 まず左上はオリンパスのフォーサード用の50-200mmズーム。今までこの辺りの焦点距離のズームは全く興味がなかったのだが、フォーサードでは焦点距離は35mmカメラの倍になるから、100-400mmということになる。これは鳥を写すのに良さそうである。何しろ明るさF2.8-3.5というところがすごい。400mmで3.5なのだから、シャッター速度は1/500は切れる。しかも当然小型である。これがあれば手持ちで野鳥写真を撮る楽しみもできそうだ。ただしカメラそのものの発売も噂によれば秋になりそうだ。ぼくの最も注目した1本である。どのくらい接写が効くかを早くしりたい。
 右上はシグマの80-400F4.5-5.6。これをニコンのD1Xにつければ、120mmから600mmということになる、明るさはオリンパスと比べれば暗いが、5.6で600mm相当と言うのは魅力だ。
 右下はタムロンの28-300mmLD-XR、F3.5-6.3、重量わずか420g、何と10倍以上のズームだ。暗いが小型で値段も安い。D100などに付ければ、42-450mmと言うことになるから、これも野鳥撮影に向いている。しかも最短撮影距離が全域で49cmだそうだ。デジタル一眼レフカメラはISO200で使っても画質がよいから、少し暗いのは我慢できそうだ。あと1絞り明るければ、最望遠でも手持ち可能なのだが、そうなるとレンズは重くて高価になるだろう。だから一寸画質我慢して、ISO400で使うのがよいかもしれない。タムロンからは180mmマクロが他社より格段に安い値段(98000円)で新発売されるという。
 左下はニコンのデジタル専用の広角ズーム12-24、F4.0。デジタル一眼レフ専用の初のレンズである。35mm換算では18-36mmと言うことになる。このレンズを35mmに付けると周辺がけられる。1.5倍のテレコンと併用すると35mmカメラでも18-36mmとして使えると思う。ただし値段は15万円以上と高価だ。

◎PHOTO EXPO 2003 東京ビッグサイトにて明日もミノルタのブースでデジタルカメラの話をします。11時13時15時16時の4回、各回20分です。

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