刈り取り後の稲の干し方は地方によって様々な様式がある。山形ではだいたいこのような一本杭に稲穂を積み重ねる形が多い。これは風の吹き付けに強く、特に風の強い庄内地方ではこの形がとられる。
ただし今日は稲杭をあまり見なかった。何にもない、だだっ広い田んぼが広がっていた。もう稲刈りから随分経っているので脱穀が済んでしまったのか。あるいは、コンバインの普及で昔より稲干しをやる所が少なくなってしまったのかもしれない。
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