気がつくとズボンのすそにチヂミザサの種がたくさんついていた。種の長いノギが粘着性の強い液で潤っていて、これが衣類につきやすいのだ。こうして種は人や動物によって、より遠くに運ばれていく。
ためしにチヂミザサの穂に自分の服を当ててみたところ、下から上に向かってなでたときによく種がくっついてくるようだった。ノギが下向きについているためのようだ。
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